SOUZOUDOは、埼玉県三郷市の地域活性化を目指す、市民参加型のまちづくりプロジェクト『GATE3310』を11月16日(水)に発足した。
『GATE3310』は、その名の通り「三郷の門」。このゲートを開くことにより、街を盛り上げる企画や新名物などの三郷市の新たな魅力を創出し、街全体のコミュニケーションを創造していくことを目的としている。
住み心地が良い一方で市内の情報を得にくい三郷市
三郷市は、2021年に「埼玉県民に聞いた!埼玉県 住み心地が良い街ランキング」で1位となり話題になった。実際に、直近10年間で三郷市の世帯数は約1万世帯の増加となっており、新たに転居してきた家庭が増えていることがわかる。
その一方で、三郷市の特徴でもある南北に縦長に伸びた形状から、三郷市民でありながら市全体のことを知らなかったり、コロナ禍でコミュニケーションが希薄になったりしていることも相まって、市内の情報を得られる機会がなかなか無いというのが現状だ。
三郷市の魅力を発信するプロジェクトが発足
三郷市内には、古くからある店からこの数年でオープンした新しい店まで、メニューが個性的だったり、サービスに定評があったり、店主の人柄が良くファンが多かったりなど、飲食店に限らずサービス業や会社などを含め魅力的なスポットが数多く存在する。
そんな三郷市の魅力の一つ一つを、『GATE3310』というゲートを開くことで市内外へ知られるきっかけを作りたいと同社は考え、このプロジェクトを立ち上げた。
また、経済的にも円安傾向となっており、外国に目を向けるよりも国内消費(地域経済)を伸ばすことが多くの雇用の創出に繋がるということもあり、三郷市の地域経済を盛り上げ、街全体の活性化を図っていきたいと同社は考えている。
「三郷市といえばコレ!」を市民と創り出す
『GATE3310』では、4つの目標を掲げ活動を行っていく。1つ目は、街をブランディングし市内外からの集客力の高い街を創ること。2つ目は、行政の広報活動を引き受けPR力の高い街を創ること。
3つ目は、街の価値を高めるための一つとして「三郷の新名物」を創ること。そして4つ目は、独自に開発したITツールを活用し三郷市にベーシックインカムを実装することだ。
また、これらの目標に対する活動は、同プロジェクトに共感を示した三郷市民の人々とチームを作り、SNS上で行われる公開会議や市内会場にて開催予定のイベントなどで具体策を検討、進行していく予定だという。
三郷市を盛り上げるプロジェクトメンバーを募集
『GATE3310』は、三郷市在住者または三郷市内で事業を営んでいる人であれば、誰でも参加が可能だ。同社は、住んでいる街をもっと知りたい、面白くしたいという熱い想いを持つ人からの参加を待っているとのこと。メンバー募集の詳細や今後の活動スケジュールについては、『GATE3310』のLINE公式アカウントより配信される。
三郷市の地域活性化プロジェクトに興味がある人は、『GATE3310』のLINE公式アカウントに登録しよう。
『GATE3310』LINE公式アカウント:https://lin.ee/p2nmZ34
(佐藤 ひより)