福島県相馬市と取り組む、子どもたちの未来に希望を届けるためのプロジェクト「SOMA BLUE PROJECT」は、東京で初となるアート展「SOMA BLUE ART展 -NEVER FADING HOPE-」を、初台にある国際装飾本社1階の展示スペースにて、12月13日(火)〜18日(日)に開催する。
「SOMA BLUE PROJECT」とは
「SOMA BLUE PROJECT」は、シンガーソングライターのLOVE氏が“子どもたちの未来に希望を届けたい”という思いから発足したプロジェクト。LOVE氏は2012年から音楽イベント「今日ここにいるという事」を主催し、そのチケット代の一部と会場で集めた募金を資金に6年間で相馬市の全小学校へ計6800セットの文房具を寄贈。同イベントは2018年より相馬市教育委員会と共催し、大型イベントとなる。
「SOMA BLUE PROJECT」では、“永遠に色褪せない奇跡の青”と言われ、2009年にコバルトブルー以来200年ぶりに発見された青色の顔料「インミンブルー」の特性に着目。
“NEVER FADING HOPE(=永遠に色褪せない希望)”をコンセプトに、世界でもまだ商品化の少ない顔料「インミンブルー」を使用して制作したプロダクトや活動を「SOMA BLUE」と名付け、子どもたちの未来に希望を届ける様々な活動を行っている。
アクリル絵の具やマーカーを開発
プロジェクト第一弾は、クラウドファンディングを通じてSOMA BLUEアクリル絵の具を開発し、東日本大震災後初となる海開きを記念した大漁旗と小旗を相馬市の子どもたちと制作。
第二弾は、クラウドファンディングを通じて地元の伝統工芸・大堀相馬焼とSOMA BLUEアートタイルを製作、開発した釉薬で相馬市民に絵付けをしてもらい、沿岸部に完成した「尾浜こども公園」の屋外ステージの装飾として相馬市に寄贈。
第三弾は、“もっと気軽に子ども達が手に取れるものを”という市民からの要望を受けてSOMA BLUEマーカーを製作し、オンラインショップや相馬市のお土産店等で販売開始した。
10名のアーティストが参加
第四弾となる今回は、見る人の心を豊かにする“アート”の力で“永遠に色褪せない希望”をより多くの人へ届けたいという思いから、東京でアート展「SOMA BLUE ART展 -NEVER FADING HOPE-」を開催。
プロジェクトに賛同したヒロ杉山氏、
佐々木香菜子氏、
Lee Izumida氏など、今を時めく10名のアーティストがインミンブルーの顔料、SOMA BLUEアクリル絵の具やマーカーを使って制作した多様なアート作品を展示・販売する。
売り上げは全て「SOME BLUE PROJECT」に寄付され、次回2023年に予定している、子どもたちと一緒にアートを制作する「SOMA BLUEアートワークショップ」の活動に充てられる。
このほか同展では、相馬市在住デザイン事務所chitose design labによる特別企画「SOMA BLUE LETTERS ~相馬市の誰かから、あなたへのお手紙~」の展示も実施される。
「SOMA BLUE ART展 -NEVER FADING HOPE-」の詳細は、イベント特設ページにてチェックしてみて。
「SOMA BLUE ART展 -NEVER FADING HOPE-」特設ページ:https://love-sings.com/blogs/soma-blue-project/soma-blue-art-exhibition
■国際装飾
住所:東京都渋谷区初台1丁目48-6
(山本えり)