Beeslowが、現代美術家・團上祐志氏との共同プロジェクト「Eusocial NFT Project」初の展覧会を、12月20日(火)~2023年1月31日(火)の期間、東京・清澄白河の「清洲寮」ロ号 209にて開催する。
あらゆる生物が永く共存する“都市の里山化”
「Eusocial NFT Project」は、ミツバチとアートを起点に、あらゆる生物が永く共存する“都市の里山化”を提案する、Beeslow×現代美術家・團上祐志氏によるNFTアートプロジェクト。
都市養蜂活動で生まれたミツロウを用いて描いた原画『Queen:女王蜂』を元に、デジタル上で生成した150枚のNFTアート『Drone:オス蜂』を販売している。
その収益で東京に「Beeslow Garden(ミツバチ+蜜源ハーブ)」を作り、都市の生物多様性促進につながる循環を起こす試みだ。
ミツロウを用いて描いた作品
初の展覧会では、Beeslowの都市養蜂の取り組みから採取したミツロウを用いて描いた作品と、その作品からAIを用いて生成したデジタルアートを併せて展示。
これは自然の恵みを顕在化するミツバチの働きと、web3のあり方を対応させる試みでもある。
アートピースとして高い注目を集める
今回展示される『Queen:The Golden Hive』from Eusocial NFT Collection、『Drone #7、#10、#23、#53、#73、#86、#108、#132』from Eusocial NFT Collection、『万象の絵画 生まれくるもの』は、11月に京都西本願寺 伝導院でのオークション「NAKED AUCTION 0(ゼロ)」にてプレセールとして出品。
そこで『Drone #88』が19万円(1.13ETH)で落札されるなど、アートピースとして高い注目を浴びており、来春には新たな作品群のリリースが控えている。
身を寄せ合いながら越冬するミツバチ
作品は巣の中で身を寄せ合いながら越冬するミツバチをイメージし、「越冬」=「0:overwintering(ゼロ:オーバーウィンタリング)」と題した第一弾となる展覧会。
オス蜂をモチーフとした作品群『Drones』、女王蜂をモチーフとした作品『Queen』、生命の息吹をイメージさせる團上祐志氏の新作『万象の絵画 生まれくるもの』が、都市の未来を示唆している。
この機会に、春の本格始動に向けて進行中の同プロジェクトの作品群を、楽しんでみては。
■0:overwintering
会場:清洲寮 ロ号 209
住所:東京都江東区白河1-3-13
会期:12月20日(火)〜2023年1月31日(火)、土日祝はオープン、平日は前日までのフォーム予約制、12月28日〜2023年1月3日は休廊
團上氏在廊日:土日祝・2023年1月30日(月)・31日(火)
イベントサイト:https://eusocial.xyz/
(佐藤ゆり)