和歌山県有田川町の「浄教寺」では、十二天の巻物の修復を目指し、副住職が心を込めて作った焼き芋を活用した「焼き芋ファンディングプロジェクト」を始動。参列者に、1本あたり500円で、副住職が焼いた甘くて心も満たされる焼き芋を授与する。
いもLabo浄教寺
浄教寺では、冬の時期に毎週土曜日の12時頃から副住職が焼いた焼き芋を販売しており、「いもLabo浄教寺」の愛称で親しまれている。シルクスイートの上品な甘さと焼き芋の美味しさを引き立てる“ねっとり食感”が堪能できる、浄教寺のお坊さんたちがじっくり焼いたこだわりの逸品となっている。
浄財として500円を支払い、お坊さんお手製の焼き芋を味わったら、家族や友達にも教えてあげたり、「#いもlabo浄教寺」のハッシュタグをつけてSNSに投稿してみよう。なお、非常に柔らかいので、ほかの芋を触らないよう気をつけて。
十二天の巻物の修復を目指して
「焼き芋ファンディング」の浄財は、有田川指定文化財に認定されている十二天の巻物を修復する費用に充てられる。
副住職は、「“焼き芋を通して文化財を後世に引き継ぐ”、これは、浄教寺が『焼き芋ファンディング』に込めた想いです。焼き芋のお代(等価交換)ではなく、文化財等の修復に寄付していただいたたお礼の品です。今回修復を目指すのは、有田川指定文化財に認定されている十二天の巻物。今後は他の文化財などの修復も目指してまいります。」とコメントしている。
文化財修復の支援になる「焼き芋ファンディングプロジェクト」に参加して、こだわりの焼き芋を味わってみては。
■浄教寺
住所:和歌山県有田郡有田川町長田542
HP:https://www.jyokyouji.com/
(山本えり)
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