瓜生山学園 京都芸術大学の学生たちが、南座で始まる「初笑い！松竹新喜劇 新春お年玉公演」の一文字看板を制作。現役芸大生が手がけるTikTokの話題とあわせて詳しく見ていこう。

一文字看板を南座でお披露目！

過去の掲出の様子

京都芸術大学と松竹・南座は、「初笑い！松竹新喜劇 新春お年玉公演」の一文字看板を、12月27日(火)17:30頃より、南座正面で、制作に携わった学生たちとともにお披露目する。

一文字看板を制作する学生の様子

京都芸術大学と松竹・南座は、産学連携プロジェクト(PBL型授業)の一環として、2018年より南座正面の一文字看板制作プロジェクトを実施している。

十作目となる今回は、2023年1月2日(月・祝)から南座で始まる「初笑い！松竹新喜劇 新春お年玉公演」の一文字看板を制作。サイズは幅10.3m×高さ1.45m。同学芸術教養センターの丸井栄二教授の指導のもと、総勢27名の学生が約2か月をかけて仕上げた。

景観の在り方や看板制作に関わる「京都市屋外広告物等に関する条例」を、京都市都市計画局 都市景観部 広告景観づくり推進課より指導を受け学ぶことで、「京都らしさ」を再考しながら新春の華やかさを表現するため、色合いには特に工夫が施されている。

この夏の看板お披露目の様子

看板制作に携わる職人の減少を受けて、伝統技術の保存・継承を目的としてスタートしたこの企画は、学生たちにとって、プロの看板制作者でもなかなか味わえないような貴重な経験となっている。

■南座
住所：京都市東山区四条大橋東詰

一文字看板制作プロジェクト 詳細：https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/1014
初笑い！松竹新喜劇 新春お年玉公演 詳細：https://www.shochiku.co.jp/shinkigeki/koen/5262

現役芸大生がつくる公式TikTok

また、京都芸術大学では、企画から撮影、編集、デザインまでのすべてを現役芸大生が手がける公式TikTokを運営している。開設から9ヶ月で471,000件のいいねを獲得、再生回数は1ヶ月平均で約30万回を超えるアカウントに成長している。

現役芸大生の“今”を伝える動画コンテンツは、入学検討者だけではなく、京都芸術大学のことを知らない若年層からも注目されている。

例えば、芸大生ならではのこだわりの詰まったスマホケースやラップトップの紹介、ファッションスナップ、一人暮らしの部屋紹介など、現役芸大生の“今”を伝えるコンテンツを発信。芸大生のセンスが光るTikTok動画は「センスよすぎ」「おいおい、最高すぎるだろ」とSNS上で声が上がっている。

京都芸術大学公式TikTok：https://www.tiktok.com/@kyotogeijutsudaigaku

瓜生山学園 京都芸術大学について

京都芸術大学は、13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学。芸術を通して社会で必要な力を育成している。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に“社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上ある。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成している。

京都芸術大学の学生の今後の活動にも注目していこう！

■京都芸術大学
住所：京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
URL：https://www.kyoto-art.ac.jp/
学科編成：13学科23コース(美術工芸学科、マンガ学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)
在籍者数：3,926名(芸術学部 正科生、2022年5月時点)

(yukari)