グッドデザイン賞を受賞した九州産のデザインが集う展覧会「グッドデザイン九州2022」が、2023年1月11日(水)〜15日(日)に、福岡市美術館 ギャラリーB+C+Dにて入場無料で開催される。

九州産まれの良いデザインにふれる機会を

「グッドデザイン九州2022」は、九州初となるグッドデザイン賞にまつわる展覧会。「九州産まれの良いデザインにふれる機会を、九州に。」を合言葉として、九州の素晴らしいものづくりやデザインを、じっくり見たり、実物に触れたりできる「接点」を作ることを目的としている。

最新の2022年度グッドデザイン賞受賞作品をはじめ、過去の受賞作品も募り、76点の作品が集結。実物やパネルで鑑賞することができる。これらの展示作品を通じて、多くの来場者と感性を「共有」し、次なる「創造」へつながることを目指している。

グッドデザイン賞審査委員による講演会も

また、作品展示に加え、グッドデザイン賞審査委員を招いた特別講演会や、交流会も実施。九州のデザインを活性化するヒントが満載のイベントで、どちらも出展者限定のイベントではなく一般参加枠もある。

1月14日(土)18:00〜20:30に開催される「デザイン交流会」は、参加料2,000円。

1月15日(日)13:00〜16:30は「デザイン講演会」を開催。参加は無料で、講演ゲストとして、プロジェクトマネージャーの井上裕太氏、グランドレベルデザイナーの田中元子氏、建築家の西村浩氏が登壇する。

交流会・講演会の参加申し込みは公式サイトにて受付中だ。

また、1月15日(日)10:00〜12:00は「2022年度グッドデザイン賞 受賞者プレゼンテーション」も開催される。

そのほかの注目ポイント

このほか、グッドデザイン賞公式受賞年鑑『GOOD DESIGN AWARD』の11年分のアーカイブを揃えて展示。会場内で近年のデザインの変遷を感じることができる。

また、長崎県東彼杵郡波佐見町で器づくりを行い、数多くのグッドデザイン賞を受賞している「白山陶器」の作品展示コーナーも登場。1960年グッドデザイン賞受賞の「G型しょうゆさし」をデザインした陶磁器デザイナー森正洋氏が手がけた作品、約20点を時系列的に展示する。長きに渡り愛用され続けているロングライフデザインを体感してみよう。

グッドデザイン九州2022公式サイト：https://gdq.jp

■福岡市美術館
住所：福岡県福岡市中央区大濠公園1-6

(山本えり)