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【東京都目黒区】チェコ音楽コンクール受賞者の池野博子と酒井萌音が声楽とピアノ作品でチェコ音楽を紐解く

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東京都板橋区の助成を受け、音楽コンサート「チェコの調べ~声楽とピアノで紡ぐチェコの作曲家とその系譜」が、2023年1月14日(土)に東京都目黒「ムジク・ピアフォーヌ」にて開催される。

声楽とピアノの受賞者がコラボ

チェコ音楽コンクール2018 授賞式の模様。2018年12月に行われた授賞式の様子。前列左から1人目が池野氏。2列目左から2人目が酒井氏。3列目左から1人目が佐藤氏。

池野博子氏

今回開催されるのは、駐日チェコ共和国大使館等が2003年より開催している「チェコ音楽コンクール」の2018年声楽部門第1位池野博子氏と、

酒井萌音 ©馬場道浩

ピアノ部門第2位酒井萌音氏によるコンサート。

佐藤文雄氏

客演は、同コンクール声楽部門最優秀共演者賞の佐藤文雄氏。異なる部門の受賞者が自ら企画し共演するコンサートは異例だという。

音楽ワークショップでの出会い

2021年に実施されたかわさき♪ドレイク・ミュージック プロジェクトのひとこま。右から1人目が池野氏。写真:かわさき♪ドレイク・ミュージック プロジェクト/提供:ブリティッシュ・カウンシル、川崎市 © ブリティッシュ・カウンシル。

池野氏と酒井氏はワークショップや演劇など、鑑賞に留まらないクラシック音楽と社会の接点となる音楽活動にもそれぞれ力を注いでいるそう。そんな二人が、チェコ音楽というもう一つの共通項を手掛かりに、初共演を果たすことになった。

多くの場合、コンクールの異なる部門の出場者間に接点はほとんどなく、異部門横断で出場者による自主公演を行うことは珍しいそうだ。

両氏は、2019年に東京文化会館が実施した音楽ワークショップリーダー育成プログラムに参加。偶然同じチームでワークショップを制作することとなり、「チェコ音楽コンクール」での受賞の縁もあったことから、いつかチェコ音楽のコンサートを一緒に開催できればと考えていたそう。そしてコロナ禍の芸術家支援策として始まった取り組みである「アーティストバンクいたばし」の後押しをうけ、今回の開催にこぎつけたという。チケットには板橋区民割があり、アーカイブ配信を実施する点も見逃せない。

チェコ音楽の系譜を探っていく

コンサートシリーズMAG-MELL(マグメル)より

「チェコの調べ~声楽とピアノで紡ぐチェコの作曲家とその系譜」と題されたこのコンサートでは、チェコ国民楽派のスメタナ、ドヴォルジャークの作品を中心に、彼らが影響を受けた作曲家の作品で構成することで、チェコ音楽の系譜を探っていく。

コンサートは、酒井氏によるシューマンのピアノ曲から始まり、池野氏によるブラームスとワーグナーの声楽曲へバトンが渡され、コンサートの後半にスメタナとドヴォルジャークのチェコ音楽へと聴衆を誘い、最後はリストで締めくくられるという構成になっている。チェコの音楽の魅力にたっぷり触れられる体験になりそうだ。

【開催概要】
演奏会名称:チェコの調べ~声楽とピアノで紡ぐチェコの作曲家とその系譜
会場:ムジク・ピアフォーヌ
住所:東京都目黒区駒場4-5-14
日時: 2023年1月14日(土)13:30会場 14:00開演
鑑賞チケット 一般 3,500円、板橋区民割2,000円
アーカイブ配信チケット 2,000円
チケット販売:https://teket.jp/g/dee8rmeebe

イベントページ:https://www.facebook.com/events/867006024458846/?acontext=%7B%22ref%22%3A%2252%22%2C%22action_history%22%3A%22[%7B%5C%22surface%5C%22%3A%5C%22share_link%5C%22%2C%5C%22mechanism%5C%22%3A%5C%22share_link%5C%22%2C%5C%22extra_data%5C%22%3A%7B%5C%22invite_link_id%5C%22%3A785765065863130%7D%7D]%22%7D

(鈴木 京)

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