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【東京都】まちの物語をつないでいくアップサイクルブランド「Ligaretta」が誕生!

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大丸有エリアマネジメント協会(以下、リガーレ)は、法人設立20周年を記念し、大手町・丸の内・有楽町エリア(以下、大丸有エリア)に掲出されたバナーフラッグやイベントなどで使用した素材などといった、まちでの役割を終えたものを再生し、新たにまちへと循環させるアップサイクル(※)ブランド「Ligaretta(リガレッタ)」を立ち上げた。

まちの物語をつなぐブランド

リサイクルやリユース、アップサイクルなど、廃棄されるものに次のライフサイクルを提案する動きが世界的に行われている。


今回誕生した「Ligaretta」は、大丸有エリアで出た廃棄されゆくものをまちの物語が沁み込んだ素材として考え、廃棄量を減らすだけではなく、まちの物語をつないでいくこともコンセプトにしている。

まちの中に存在するまだまだ未活用な素材を採取し、それらに沁み込んだ物語をつなぎ、循環させる。まちの物語が沁み込んだファッションを纏う。そんなライフスタイルを「Ligaretta」は提案していく。

アップサイクルコミュニティを形成

さらに今回、まちをつなぐアップサイクルコミュニティを形成。


同コミュニティでは、大丸有エリアのまちづくりにおいて、リガーレが大切にする価値観「古き良きものの継承」を具現化し、グッズに込められたまちづくりのストーリーを利用者に感じてもらい、エリアへの愛着を持ってもらうことを目的としている。

また大丸有エリアの就業者や学生、アーティストやクリエイターなどを対象とし、アップサイクルに利用できそうな素材の発掘や商品企画をともに検討するコミュニティが定期的に組成される予定だ。

クリエイティブは「PP+H」が担当

「Ligaretta」のクリエイティブは、デザインやアートを中心に活動するPaper Paradeとファッションデザイナーであるササキハルキ氏がタッグを組んだ「PP+H(ピーピーエイチ)」が担い、コンセプトからブランド戦略、グラフィックやファッションなどの総合面からブランドの世界観をプロデュースする。

コンセプトビジュアルには、ダンサーや女優など幅広く活躍するアオイヤマダ氏を起用。ヘアメイクアーティストとして冨沢ノボル氏も参加した。

ブランド立ち上げまでの取り組み事例


リガーレが掲出手続きを担うエリアマネジメント広告のバナーフラッグを素材として、トートバッグやポーチ、ストラップなどを製作。


フラッグに使用される素材は、主にスエードとメッシュで、アップサイクルする製品の用途によって使い分けられている。フラッグを余すことなく、かつ元のデザインを存分に活かした作りは、まちの人々にも好評を集めている。

アパレルラインの商品を拡充し、6月頃の販売を目指すアップサイクルブランド「Ligaretta」を、この機会にチェックしてみて。

PP+H:https://pph.design

※廃棄素材からデザインやアイディアによって別の新たな製品等に作り変え、付加価値を与えること

(江崎貴子)

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