三宮本通商店街振興組合と三宮センターサウス町おこし会は、1月21日(土)・22日(日)に、「播磨と淡路のテロワール市 -『モノ』との出会いからはじまる旅-」を開催する。

特産品をメーカー・生産者が直接紹介

「淡路島と香美町のテロワール市」の様子

同イベントは、2022年11月に大盛況だった「淡路島と香美町のテロワール市」の第2弾。今回は、神姫バスおよび日本酒バー「試(こころみ)」と連携し、兵庫県の地域産品を紹介する。

県内選りすぐりの産品を各地のメーカーや生産者が直接来場して紹介・販売することで、その地域や産品についてより深く知ってもらおうというイベントだ。

開催場所は、三宮本通商店街内グレースコウベビル1階。空き店舗2店舗を活用した「日本酒バー」と「ものづくり市」のほか、朝どれ野菜販売「バスの八百屋」とガレット作りワークショップを展開する。

約20種類の日本酒を飲み比べ

「日本酒バー」は、姫路駅直結の立ち飲み日本酒バー「試」によるちょい呑みバー。各日12:00～19:00で営業する(オーダーストップは18:30)。

ここでは、山田錦と播磨の水のみを利用し、一定の基準を満たした日本酒“GI播磨”を中心とした約20種類を400円から飲み比べできる。

なかには、幻の日本酒「龍力 純米大吟醸 秋津」など非常に希少な限定酒もあるようだ。

神姫バスのバイヤーが選ぶ製品を展示販売

「ものづくり市」では、兵庫県全土を走る神姫バスの公式ECサイトのバイヤーが目利きした、播磨と淡路のものづくりを展示販売。各日12:00～17:30で営業する。

ここには、播磨・加東市の窯元 東条秋津窯で造られる山田錦の稲藁を釉薬に使った焼き物や、

綿花の生産から染めまで姫路で行う播磨・棉屋の藍染草木染のストールを中心とした雑貨・小物、

播磨・はりまもちこ倶楽部のもち粉を使った和菓子やスイーツ、

淡路・ほたるの宿の淡路牛すじこんまん、淡路産鱧そぼろ巻きずし、竹炭パウンドケーキ、竹製品などが集まる。

朝どれ野菜販売やワークショップも

兵庫県の朝どれ野菜販売「バスの八百屋」は、11:00頃～16:00頃に開催。神姫バスが厳選して運ぶ野菜を販売し、なくなり次第終了となる。

ガレット作りワークショップは、1月21日(土)のみ14:00～15:00、16:00～17:00の2部制で実施。はりまもちこ倶楽部のもち粉を使ってグルテンフリーのガレットを1個作る。料金は1人700円だ。

イベントに参加し、兵庫県の食や伝統工芸の魅力を発見してみよう。

なお同イベントは、同県内の自治体と観光事業者、JRグループ6社などによる大型観光事業「兵庫デスティネーションキャンペーン『兵庫テロワール旅』」の参画事業として開催する。

■三宮本通商店街内グレースコウベビル
住所：兵庫県神戸市中央区三宮町2-10-7

(Higuchi)