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岩手から世界へ!ネコ用グッズを販売する『nekozuki』の北米向けECサイトオープン

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ネコにとっての使いやすさを妥協せず追求し、安心・安全なネコ用品を販売しているクロス・クローバー・ジャパンは『nekozuki(ねこずき)』の北米向けECサイトを1月24日(火)にオープンする。

『nekozuki』が海外のSNSで口コミも目立つように


『nekozuki』は日本の顧客向けに、人間の都合でつくられたものではなく、ネコが本当に使いやすいネコ用品を直接、自社のECサイトで販売してきた。

説明文などはすべて日本語のサイトだが、昨今の円安の影響などもあり、海外の顧客からの問い合わせや注文が急増している。今では海外のSNSで口コミも目立つようになり、海外から年間100点近く購入されるようになった。


そこで、1月24日(火)から北米向けECサイトをオープンすることにした。ネコの困りごと解決商品の提供を通して、アメリカのネコも幸せにしたいと考えているという。

商品の開発には、必ず同社の「ネコ社員」の数十回に及ぶチェックを通過しなくてはならない。「ネコ社員」とは、同社が飼っているネコのことで、最も発言権のある社員かもしれない。

ネコが安心して爪切りを受けられるヒット商品が誕生


こうした独自の姿勢から数々のヒット商品が生まれた。その代表例は「もふもふマスク」で、ネコに安心して爪切りを受けてもらうための商品だ。

飼い主が自宅で爪切りを躊躇する理由のひとつは、ネコが爪切りを嫌がり暴れること。ネコと飼い主、双方がケガをする恐れがある。だが、ネコが爪を切らないでいると、肉球に刺さったり、カーテンに爪が引っかかり取れなくなったりと、怪我の原因になるのでとても危険だ。

そこで、目隠しをするとおとなしくなるネコの習性を活用した「もふもふマスク」を開発した。これまでに、2万5,000枚を超える「ヒット商品」となっている。

岩手の伝統産業を活かした質の高い商品が魅力


同社の地元・岩手にも強いこだわりをもってつくってきた。岩手は北海道に次いで、森林面積が大きい土地。木材の種類も豊富だ。岩手の木材を用い、加工も岩手で行なっている。こうして生まれたのが、ネコ用の爪とぎや食器台と食器などだ。

縫製も同様に、岩手にこだわっている。ネコ用のおもちゃ、ネコのための介護用品、先述の「もふもふマスク」なども、すべて岩手で縫製をしている。岩手の伝統産業の良さも積極的に取り入れてきた。

岩手で1852年創業、170年以上の歴史を誇る及源鋳造と共同で、ネコのための南部鉄器の食器台をつくった。ほかにも岩手の陶芸職人とはネコ用の食器を開発している。

同社は今回のECサイトを通して、ネコのための商品を世界に広げると同時に、岩手のものづくりの素晴らしさを世界に広めていきたいと考えている。

北米の愛猫家が期待を寄せる『nekozuki(ねこずき)』の北米向けECサイトに注目したい。

クロス・クローバー・ジャパン公式サイト:https://cross-clover.co.jp/

(佐藤 ひより)

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