岐阜県岐阜市の忠節橋に本店を構える「お仏壇の春堂」が、「お仏壇のサブスク」サービスをリリース。2月よりサービス利用開始となる。
社会事情と供養の役割のギャップを埋める
日本の供養文化が廃れてきている背景には、「核家族化」や地方の人口減少により、「大きい仏壇を持てない」「置く場所がない」といった住宅事情などがある。
しかし、「仏壇 購入実態調査2018(鎌倉新書『いい仏壇』)」によると、「仏壇にはどんな役割があると感じますか?」に対して、「故人の魂を慰めるため」という回答が61.8%あり、仏壇に対して、“供養の役割をしっかり果たしてもらう装置”としての認識があることがわかった。
今回、こういった社会情勢事情と、供養の役割のギャップを埋めるためリリースされたのが「お仏壇のサブスク」だ。
初期費用0円で月額3,000円から
期間限定でのお仏壇の利用を通して、故人を供養することができる「お仏壇のサブスク」は、「お仏壇を買いたいけど高くて買えない」「お仏壇を持ち続けることができないが故人は供養したい」というニーズに対応。
初期費用0円・月額3,000円からで、お仏壇や好きな仏具を選ぶことができ、その際の設置費用、本尊の費用などは一切必要ない。
“月額”のサブスクプランなので、従来の先祖代々のお墓を守っていく跡継ぎがいなくても安心して供養できるサービスになっている。
契約満了後の処分費用も負担なし
また、契約満了の3年が経過した後の処分費用負担もなく、安心してお仏壇を家で供養をすることができ、気に入った場合は買い取ることもできる。
事情によってお仏壇を手にすることができないという人も、「お仏壇のサブスク」で、ライフスタイルに合わせた、満足のいく供養をしてみては。
お仏壇の春堂:https://www.shundo.com/
(佐藤ゆり)