カンヌ国際映画祭で上映経験のある監督・中嶋駿介氏は、全編フィルムで撮影した新作短編映画『empty』でカンヌ国際映画祭の短編パルム・ドール受賞を目指すプロジェクトを始動した。
本編すべてを35mmフィルムで撮影
『empty』は、ラブホテルという舞台、ファンタジックな脚本を最大限活かすため、無謀にも本編すべてを35mmフィルムで撮影する手法にチャレンジ。
昨今の社会情勢も取り入れた脚本で、同氏は短編パルム・ドールを本気で目指している。
クラウドファンディングを実施中
また、制作資金など調達のために2022年12月より、MotionGalleryプラットフォームによるクラウドファンディングを実施中だ。すでに目標金額の50%を達成しており、2月末までに150万円を目指している。
なお、クラウドファンディングのリターンについては、MotionGalleryのプロジェクトページで確認を。
『empty』のあらすじ
『empty』のあらすじを紹介したい。
子どもを授かることを夢見ながら、無精子症と診断されたショックから自殺してしまったイチロウ。残された妻アズサはショックを受けながらも、生活のために職場のラブホテルで清掃員として働く日々を過ごしていた。しかしアズサは、職場で日々大量に捨てられる精子を見ているうちに徐々に大きな憤りを感じるようになり、据え置きのコンドームに密かに画鋲で穴を開け始める。
中嶋駿介監督が、カンヌ国際映画祭の短編パルム・ドール受賞を目指すプロジェクトに興味のある人は、MotionGalleryのプロジェクトページをチェックしてみては。
MotionGallery:https://motion-gallery.net/
プロジェクト名:カンヌ国際映画祭で上映経験のある中嶋駿介が、新作『empty』で短編パルム・ドールを目指すプロジェクト
(角谷良平)