3月で8年目を迎える「ホワイトリボンラン」。全国に広がるボランティア運営事務局「ホワイトリボンラン2023拠点・スポット」は、1月時点で今年は計47カ所誕生し、3月4日(土)、5日(日)には、オリジナリティあふれる魅力的なイベントが開催される。
全国に「ホワイトリボンラン」拠点が登場
日本の3月は、厚生労働省が提唱する「女性の健康週間」に始まり、ホワイトリボンラン、名古屋ウィメンズマラソン、渋谷・表参道ウィメンズランなど、女性のためのマラソン大会が日本各地で開催され、女性の健康へ注目が集まる。
ジョイセフは国際協力NGOとして、毎年3月8日の国際女性デーのある3月の1カ月間を「ホワイトリボン月間」とし、認知普及のために「ホワイトリボンラン」を毎年開催している。
ご当地の魅力を活かしたイベントも
全国各地のボランティア事務局が3月4日(土)または5日(日)に開催する「全国ホワイトリボン拠点・スポットラン」は、ご当地の特色や魅力を活かしたユニークなイベントが魅力。
「ホワイトリボンラン」を通して地域と人が積極的につながり、子どもから大人まで、参加者が楽しみながら健康について考えたり、交流したりするきっかけにもなっている。
特に大規模拠点が多い静岡県。今年は5つの拠点(三島・静岡・富士田子の浦・富士・浜松)と2つのスポット(掛川・御殿場)の計7カ所を通して、地域をあげて「ホワイトリボンラン」を盛り上げる。
今回で拠点運営が3回目となる栃木県の小山拠点では、支援の輪を更に広げることを目的に、地域で毎月開催されている小山総合公園でのマルシェイベントとのコラボレーションが行われる。
他にも、ラン以外にも市とも連携した10を超えるオリジナルコンテンツの実施が準備されているので注目だ。
学生が中心となり、地域や行政、メディアと連携して積極的な拠点運営をしているのは愛媛拠点と鹿児島拠点。
留学生との異文化交流会や、大学での啓発活動、ユースの視点での勉強会などを実施し、地元メディアからも注目されている。
世界遺産、屋久島の美しい大自然の中をみんなで走る、屋久島スポット。拠点を運営するのは、日々島の人々の健康を守る屋久島尾之間診療所と地域の人々。
院長の杉下先生は、長年、アフリカで医療の最前線で活躍。誰でも参加可能なオンライン勉強会も開催している。
走り出すための準備ムービー公開中
エントリー者全員には、ホワイトリボンラン公式Tシャツを参加賞としてプレゼント。このTシャツをこれまでもコラボレーションし支援しているスポーツブランド「UNDER ARMOUR」のプロランニングコーチがスペシャルムービーを通して、誰もが安全・快適に走り出すためのノウハウを伝授。Vol.1「1分でわかる! 走り出すための準備 ~シューズ編~」を現在公開中だ。
「ホワイトリボンラン」のエントリー種目は、「“みんなで走る” 全国ホワイトリボン拠点・スポットラン」、「“個人で走る” どこでも誰でもバーチャルラン」の2種がある。エントリー締め切りは1月31日(火)まで。
参加を検討している人は、公式サイトをチェックしてみては。
ホワイトリボンラン:https://white-ribbon.org/white-ribbon-run/
(山川温)