人生・組織・社会を幸せにする超実践型アドラー心理学&コミュニケーションを提供する平本式は、『アドラー心理学×幸福学が教える 子どもが一瞬で変わる「言葉かけ」』を1月27日(金)にワニ・プラスより出版した。同書は、平本あきお氏と前野隆司氏、様々な分野で活躍する6人の女性たちとの共著となる。
なお、2021年7月に出版された前作『アドラー心理学×幸福学でつかむ! 幸せに生きる方法』は、Amazon新着部門で1位を獲得している。
躾などの子育てが、より家庭に求められる時代
昨今、公立学校の教員不足や不登校の急増などで「学校崩壊」の危機が迫っている。これは、社会の変化に応じて仕組みを変える動きの鈍さが原因だと言われている。
親の時代の様に、学校の先生が躾や生活習慣まで細かく指導してくれる体制ではなくなっており、益々家庭での子どもとの関わりが大切になってきている。
なかなか解消できない子育ての悩み
文部科学省の調査によると、子育ての悩みがある親が7割以上いるにも関わらず、「誰かに相談したいと思っても、自分に合った研修などが分からない」との回答も多い。
また、子育てに関して最も多い悩みは、20代では「躾の仕方が分からない」、40代では「子供の生活習慣の乱れが不安」となっている。一方、その対策としては「親が家庭教育にもっと取り組むべき」との回答が第一位に。
以上から、子育ての悩みを相談せずに自分で解決しようと頑張り続け、それでもなかなか悩みが解決できないでいる親が多いこと、また、若い世代では声のかけ方、40代では自分の子供時代との子育てのGAPに悩んでいる親が多いことが伺える。
「今の時代の子育て」に必要なことを解説
同書は、そんな子育てに悩む親に向けて書かれた1冊で、子育てをする母親と父親自身の幸せを一番大事にしているのが特徴だ。幸福学とアドラー心理学の第一人者の2人が考える「今の時代の子育て」に必要なことがギュギュッと詰め込まれている。
実戦型となっているので、書いてある内容をそのまま実践すれば「子どもの自己肯定感を高める」「子どもが挑戦する意欲を持つ」「素直に子どもが受け入れる」「良好な親子関係が構築できる」「子どもが主体的に動き出す」といった変化が期待できるという。また、心理学に基づいているため、即効性もあり、子育てになかなか時間がかけられない家庭の親にも役に立つ内容になっている。
なお同書は、平本あきお氏と前野隆司氏に加え、EVOL代表取締役CEOの前野マドカ氏、aTree代表のニールセン朋子氏、教育革命家の梶谷希美氏、書道教室主宰の武田靖子氏、平本式執行役員の中田久美子氏、平本式CCOの星野由紀子が執筆に協力している。
同書はAmazonで購入が可能。子育てに悩んでいる人はチェックしてみては。
特設サイト:https://hiramotoshiki.jp/kodomo_koekake/
(オガワユウコ)