Femtech Community Japanが、オンラインとオフラインにて「保険×福利厚生×Femtechの最新事例」イベントを、2月20日(月)に開催する。
保険会社がFemtechのスタートアップを支援
近年ますます注目を集めるFemtech領域だが、海外では、大手保険会社のFemtech領域への投資・新たな取組が進んでいる。
例えば、ローザンヌ工科大学とスイスの大手保険会社・Groupe Mutuelが、Femtechのアクセラレータープログラム「Tech4Eva」を2021年にスタート。
AXAも50inTechと合同で、フェムテックのアクセラレータープログラム「AXA & 50intech Female Technology FemTech Accelerator Program」を実施するなど、保険会社がFemtechのスタートアップ支援に力を入れている。
契約初年度の保険料5%をがん基金に寄付
また、AXA香港において、女性向けの新商品「AXA Better Me」を開発。
同商品と付随し、アプリを通じて、女性の美容や精神面でのサポートを行い、契約初年度の保険料5%をがん基金に寄付している。
日本でも女性の健康課題に注目
一方、日本国内においても、女性特有疾患に関する保険は以前からあったが、少額短期保険分野で産後うつの保険が販売されたり、いくつかの生命保険会社では、Femtechの福利厚生事業が開始されるなど、女性の健康課題に関する保険・サービスが注目されるようになってきた。
女性の健康に特化した保険×福利厚生事例紹介
そこで、今回、“Femtech関連のビジネス、プロダクト・サービス推進のために幅広く関係者がつながり、議論、情報共有、ネットワーキング、そして情報発信などを行うエコシステムの実現”を目指す団体「Femtech Community Japan」が、イベントを開催。
「保険×福利厚生×Femtechの最新事例」では、海外の情報はもちろん、国内で保険や福利厚生のFemtech事業に取り組むスタートアップを呼んで、最新情報を届ける。
さらに、女性の健康に特化した保険×福利厚生の事例紹介のほか、会場では、奈良女子大学で開発中の生理痛体験デバイスを体験することもできる。
参加申込はイベント申込フォームにて
参加申込や詳細はイベント申込フォームにて確認を。「保険×福利厚生×Femtechの最新事例」に参加して、今後女性がどういうケアを受けられるようになる可能性があるのか、知識を身に付けてみては。
イベント申込フォーム:https://femtechcommunityjapan20230220.peatix.com/
Femtech Community Japan:https://www.femtechjapan.org/
(佐藤ゆり)