秋田県と3DCGプロダクション・ゼロニウムは、秋田県への移住促進をテーマとした「メタバース空間」の「あきた移住・交流メタバース万博」を開発しており、3月1日(水)の一般公開が予定されている。
Webブラウザのみでアクセスが可能
「あきた移住・交流メタバース万博」は、Webブラウザのみでアクセスできるため、専用のソフトやアプリのインストール、高価なVR機材を不要とし、PC、スマートフォン、タブレットで体験可能なマルチデバイス型「メタバース空間」だ。
また、入口でのユーザー登録作業を最低限としており、メタバース未経験の人や老若男女問わず気軽に入れるメタバース空間を目指している。
メタバース空間に「秋田らしさ」を表現
また、フィールドを秋田県の形状とし、各地域のシンボルや名物をモチーフにした6つのパビリオンを地形に合わせ設置することで、視覚的に秋田県の地理をイメージできるようになっている。
さらに、パビリオン内では、それぞれの地域の移住支援や子育て、暮らしなどに関する情報を音声や動画で紹介している。
パビリオン地域区分
ここで6つのパビリオン地域区分を紹介したい。
「秋田犬パビリオン」は、鹿角市、大館市、北秋田市、小坂町、上小阿仁村。「白神山地パビリオン」は、能代市、藤里町、三種町、八峰町。
「なまはげパビリオン」は、秋田市、男鹿市、潟上市、五城目町、八郎潟町、井川町、大潟村。「鳥海山パビリオン」は、由利本荘市、にかほ市。「田沢湖パビリオン」は、大仙市、仙北市、美郷町。「かまくらパビリオン」横手市、湯沢市、羽後町、東成瀬村。
メタバース上でイベント「交流・相談DAY」を開催
「あきた移住・交流メタバース万博」にて、秋田県内の各自治体等から移住担当者がメタバース空間にログインし、来場者と交流を行うイベント「交流・相談DAY」を3月12日(日)に開催予定だ。
「あきた移住・交流メタバース万博」の機能である個別対応可能なテキストチャットや、音声チャットにて移住支援に関する情報提供や質問への回答をする。詳細は後日、秋田県移住ポータルサイト「“秋田暮らし”はじめの一歩」で報告するとのこと。なお、画面は開発中のものとなる。
秋田県への移住を検討している人は、「あきた移住・交流メタバース万博」をチェックしてみては。
「“秋田暮らし”はじめの一歩」URL:https://www.a-iju.jp/
(角谷良平)