日本酒専門の酒販店・さくら酒店は、トルコ・シリア大地震の被災地支援のためのチャリティー日本酒「SAVE TURKEY ＆ SYRIA 純米大吟醸」¥3,300(税込)を2月14日(火)にリリースした。

チャリティー立ち上げの経緯

トルコ南部、シリア国境近くで2月6日(月)の未明に発生した、マグニチュード7.8の地震。現地で懸命な救助活動が続く中、2月13日(月)時点で死者は3万人を超え、その数は今も増え続けている。世界の自然災害で死者が1万人を超えるのは2011年3月の東日本大震災以来。この地震は、トルコ・シリアにとって歴史的な大災害であり、国際的な支援が不可欠な状況だ。

そんな中、「困っている人がいたら手を差し伸べたい」というさくら酒店の想いと「東日本大震災の時、一番辛い時期に多大な支援をしてくれたトルコの人々に、今こそ恩返しがしたい」という宮城県栗原市の萩野酒造の想いが合わさり、即座にチャリティープロジェクトが立ち上げられた。

利益全額を寄付

被災地では気温が氷点下となるところもあり、住宅を失った人たちの防寒対策や医療物資、温かい食べ物などの支援が求められている。

さくら酒店は、「SAVE TURKEY ＆ SYRIA 純米大吟醸」の代金の中の利益全額を、国連UNHCR協会「トルコ・シリア大地震 緊急支援」に寄付する。

味わいとラベル

「SAVE TURKEY ＆ SYRIA 純米大吟醸」は、山田錦を35％まで磨いた純米大吟醸。パイナップルやリンゴを思わせる華やかな香りと、絹のような優しい舌触りから広がる上品な甘み。雑味を一切感じさせない洗練された味わいはまさに圧巻の一言。

トルコ料理のケバブやサバサンド、シリア料理のマッザなどに合わせても美味しく飲める。

また、トルコ・シリアの人々に1日でも早く、笑顔で過ごせる日常が戻ってきてほしいという想いから、華やかな味わいの酒が選ばれ、春や笑顔をイメージするような、ふんわりピンクの柔らかな印象のラベルにデザインしたそうだ。

1日でも早く発売・寄付ができるようにと、ラベルはさくら酒店の社員がデザインし、一番早く印刷ができる業者で急遽印刷にかけられた。そのため、見栄えが悪くても容赦してほしいと同社は語る。「SAVE TURKEY ＆ SYRIA 純米大吟醸」は、さくら酒店公式サイトで購入可能だ。

利益の全額が国連UNHCR協会に寄付される「SAVE TURKEY ＆ SYRIA 純米大吟醸」をチェックしてみては。

さくら酒店公式サイト：https://sakurasaketen.com/news/charity_turkeyandsyria3/

(角谷良平)