デッサンが運営していた創作和食「博多無空」は、2月16日(木)にリニューアルオープンした。
唯一無二の創作和食をリーズナブルに
同店は、2021年10月26日に福岡県の西中洲にて創作和食としてOPENしたが、所属していたシェフの独立をきっかけに一時閉店していた。
現オーナーの乃木菜々子氏は、西村貴仁氏のレストラン「Nishimura Takahito la Cuisine creativite」の顧客でファンだったこともあり、西村貴仁氏に「博多無空」のプロデュースを相談。今まではプロデュースなどを行わなかった西村貴仁氏だが、乃木菜々子氏の思いに触れ実際に店舗を訪れ、プロデュースを決意したという。
店舗名はそのままでリニューアル。創作和食を西村貴仁氏の独自性で唯一無二の一品へ仕上げている。
全10品のコース料金は5,500円と福岡の繁華街の西中洲でみるとリーズナブルな価格設定。そこには西村貴仁氏の「沢山の方に料理を食べて頂きたい」という思いが込められている。
フュージョン部門で日本人ただ一人の一つ星を獲得
西村貴仁氏は、フランス料理を学ぶため渡仏し、芸術的な料理を習得して帰国した。その後、決まった枠にとらわれず“自分の料理がしたい”という思いが強まり、ジャンルにとらわれない「ニシムラ料理」に変更。
当時、ミシュランは創作料理に否定的であり、星を目指すことが難しくなるため知人から猛反対されるが、“ミシュランを諦めてでも自分の料理を極めたい”と覚悟を決め、新しい挑戦への一歩として屋号を「La Niche」から「Nishimura Takahito la Cuisine creativite」に変更した。
「Nishimura Takahito la Cuisine creativite」は、完全予約制の隠れ家レストラン。緑溢れる住宅街にひっそりと佇む非日常的な空間で、ジャンルの枠を超えた創作料理を楽しめる。
そして、「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎版」の発行が決まり、調査員が来店。もっとも星を獲得することが難しいと言われていたフュージョン部門で、日本人ただ一人の一つ星を獲得した。
2020年4月、もっと世の中の多くの人に自分の料理を食べてほしいという思いで同店にてランチのみの拉麺店をオープン。厳選した食材と西村貴仁氏のインスピレーションを楽しめる「ニシムラ麺」を提供中だ。今後は、ザ・リッツ・カールトン福岡に「西村や」の出店や韓国進出が予定されている。
西村貴仁氏の独自性で生まれ変わる「博多無空」で、唯一無二の創作和食を味わってみては。
■博多無空
住所:福岡県福岡市中央区西中洲1-4 プロスペリタ西中洲Ⅱ 3F
営業時間:17:30~23:30
定休日:日曜日、祝日
創作和食コース:5,500円 ※追加でニシムラ麺、博多無空限定のラー麺も用意
グルメサイト:https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400102/40063194/
(Higuchi)