日本各地の味噌を使用した完全栄養の味噌汁が届くサブスクサービス「MISOVATION」を展開するMISOVATIONは、3月1日(水)~31日(金)の1ヶ月間、千葉県佐倉市の伝統みそを使用した完全栄養食「SAKURA」を公式オンラインストアにて販売する。
「MISOVATION」で届く完全栄養の味噌汁
完全栄養とは、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より18~49歳男女の推奨量・目標量・推定平均必要量・目安量をもとに、通常の食生活であれば不足するリスクが低いとされている熱量・脂質・炭水化物・マグネシウム・リン・マンガン・クロム・パントテン酸・ビオチンを除き、すべての栄養素で1日分の基準値の3分の1以上を含むものだ。
「MISOVATION」では、「心を満たす、完全食。」をコンセプトに、高栄養でありながらも普段の食事と変わらない美味しさを目指して開発された完全栄養食を提供。日本各地の味噌蔵と連携し、毎月味噌の種類を変えてサブスクで届ける。
価格は、950円/食(税込)~1058円/食(税込)で、購入プランによって変動する。
安心・安全な食材を瞬間冷凍、31種類の栄養素を含む
「SAKURA」は、1杯で1食に必要な31種類の栄養素をバランスよく摂取可能。19.7gのたんぱく質、6.5gの食物繊維、不足しがちな25種類のビタミンとミネラルに加え、味噌・甘酒・枯節といった発酵食品で腸内環境の面からも健康をサポートする。
食べるときは150ccの水を加えて電子レンジで約6分温めるだけだ。
また、野菜をはじめとした素材由来の栄養素を中心に開発しており、化学調味料・保存料・着色料・甘味料・香料は一切使用していない。
豚肉・野菜・味噌などの食材をそのまま瞬間冷凍し、パウチに詰めるという同社の製法により、「フレッシュな美味しさ」や「加熱に弱い栄養素」がそのまま届く。
佐倉市唯一の味噌蔵「ヤマニ味噌」
味噌は、高い栄養価と機能性を持つ一方で、味噌汁の喫食機会が少なくなり、年々国内需要が減少中。国内全体では、直近35年で400以上の味噌蔵が廃業したと言われている。
城下町として発展した千葉県佐倉市は、現在も「味噌部屋」という地名が残るほど、かつては多くの味噌蔵が存在していた。しかし、現在も残っている味噌蔵は「ヤマニ味噌」のみ。「木桶仕込み」「種味噌仕込み」など代々受け継がれる伝統製法での味噌造りを続けている、数少ない味噌蔵だ。
今後の販路拡大が課題となっている中、100年以上の歴史を持つ佐倉の味噌を新しい付加価値で全国に広められないかという思いから、同味噌蔵の代表的な味噌「菜の花みそ」を使用した「SAKURA」を開発したという。
毎月新しい味噌蔵との出会いを楽しみながら、手軽に食べられる完全栄養食で健康を習慣化できそうな「MISOVATION」、大切な人へのギフトにも良さそうだ。
公式オンラインサイト:https://misovation.com
(Higuchi)