江ノ島電鉄は、NECネッツエスアイと連携し、江ノ島電鉄線の列車走行位置や車両状況がリアルタイムで確認できる「列車運行情報WEB公開システム」を、3月18日(土)より提供開始した。
WEB上で列車位置情報を提供するのは、同社初の取り組みとなる。
情報提供を通じてサービス向上を図る
同機能は、パソコンやスマートフォン上で気軽に江ノ電の運転状況および、関連する各駅基本情報を確認できるサービス。江ノ島電鉄は、多くの人から要望のあった、事故・遅延時における迅速な情報提供、運行中の車両情報提供、駅施設(バリアフリー)の情報提供を通じて、サービス向上を図る。
事故・遅延時における迅速な情報提供については、自宅や外出先でも列車位置情報が確認可能に。鉄道遅延時においても、運行状況に即した移動方法や時間等の参考にできる。また、運行中の車両情報提供により、乗客が事前に車両形式や車両数(4両・2両)を知ることができ、子ども連れや高齢者、観光等の様々な利用シーンに合わせて活用可能だ。
駅施設(バリアフリー)の情報提供では、駅名称をクリックすると、各駅の構内図、基本情報を提供。初めて乗降する駅でも安心して利用できる。また、3月18日(土)に実施されるダイヤ改正にあわせ、日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語の多言語に対応することで、公共交通全体の利便性向上と利用促進に努めたいと同社は考えている。
サービス概要
同サービスは、3月18日(土)初電より稼働。対象機能は列車在線位置、列車接近情報、運行案内お知らせ。対象路線は江ノ島電鉄全線 10km、全15駅だ。
上記はPC版の画面イメージ。
スマートフォン版の画像イメージおよびQRコードは、上記の通りだ。
「列車運行情報WEB公開システム」でサービス向上を図る江ノ電に乗車してみては。
「列車運行情報WEB公開システム」PC版URL:https://www.enoden-location.jp/
(さえきそうすけ)