「みなも」が、千葉県佐倉市の後援を受け、佐倉市の災害時の防災拠点である佐倉城址公園・大手門跡広場にて、3月25日(土)・26日(日)、4月1日(土)・2日(日)各日10:00～15:00の4日間、防災に焦点をあてた「防災キッチンキャラバン」を開催する。

地域との連携・活動を広げる「みなも」

2019年「国土交通省・民間まちづくり活動促進・普及啓発事業」に新川ウォーターフロント共同企業体として採択を受け、千葉県内一部の水辺の活性化を目的に、流域の民間業者だけでなく行政職員も参加のもとワークショップを重ねてきた「みなも」。

そこで得た「既存の地域資源の有効活用」「地域的、経済的自立」「支え合う地域間ネットワーク」というヴィジョンを掲げ、2020年に法人化し、ウォーターフロントの基軸となる「道の駅やちよ」を中心に、八千代市、佐倉市、成田市などと連携・活動を広げている。

昨年2022年の「桜に染まるまち、佐倉」では、社会実験型グルメイベント「まちの名店 キッチンキャラバン」を佐倉城址公園の玄関口にある田町門跡広場にて開催し、「桜に染まるまち、佐倉」の開催期間におけるグルメイベントのポテンシャルの高さを感じたという。

災害時にもパワーを発揮するキッチンカー

昨年のこうした社会実験の実績を受け、今年は防災拠点にも指定されている「佐倉城址公園・大手門跡広場」にて、日頃から防災意識を高め、緊急時に備えながらも楽しめるイベントを開催したいという佐倉市の意図も踏まえ、防災に焦点をあてた「防災キッチンキャラバン」を開催。

日常にも災害時にも発揮するそのパワーが近年注目され、衛生的で温かい食事の提供ができるキッチンカーが登場し、「麺屋貝殻亭」による中華蕎麦や、

「赤門」による焼肉弁当や串焼きなど、キッチンカー掲載数業界No.1のアプリ「SHOP STOP」から集った、シェフこだわりの料理を楽しむことができる。

佐倉市で伐採した竹を利用した「竹飯ごう」

また、キッチンカー以外のグルメとして、広場にある防災用「かまどベンチ」を活用したグルメも提供。イベントにおける「かまどベンチ」の運用は佐倉市ユーカリが丘に拠点を構える「ユーカリ木こり倶楽部」に依頼。ユーカリ木こり倶楽部は、里山の環境保全・整備事業に取り組むグループだ。

この度の「防災キッチンキャラバン」では、防災時に活躍する缶詰を活用した竹飯ごう体験を提供。佐倉市内で調達できる木や竹のみを活用することで環境に優しく、万が一のときも対応出来る持続可能“サスティナブル”な災害対策を狙いとしている。

子ども向けエアスラーダーも登場

その他、子ども向けのバンジートランポリン、エアースライダーや、4月1日(土)・2日(日)限定で簡易テント展示、佐倉市消防団の消防車に乗っての記念撮影なども実施。

キッチンカー出店スケジュールなどは「みなもHP」で公開中なので、チェックしておこう！

■佐倉城址公園・大手門跡広場
住所：千葉県佐倉市城内町36

みなも公式サイト：https://www.gpi-group.co.jp/minamo/event.php?path=gourmand&id=1589

※イべント内容・時間等、予告なく急遽変更になる場合があります。
※雨天中止

(佐藤ゆり)