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スイーツブランド「toroa」、インクルーシブフード「飲めるチーズケーキ」を開発

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フードクリエイティブファクトリーが運営する極上スイーツブランド「toroa(トロア)」は、摂食・嚥下障害児支援 mogmog engine、新渡戸文化学園、中野区とコラボレーションし、産学官福祉連携インクルーシブフード(嚥下調整食)支援スイーツを開発し、公式オンラインストアでの販売を予定しているという。

摂食・嚥下障害に関する課題に挑戦

インクルーシブフードとは、食事支援が必要な人や障がいの有無に関わらず、加工せずに一緒に食べられる嚥下調整食。様々な背景をもつあらゆる人が排除されることなく、食事を楽しむことができる。なお摂食・嚥下障害とは、食べ物や飲み物をかんだり飲み込んだりする機能が低下した状態のこと。

摂食・嚥下障害を持つ家族の課題としては、食の選択肢が狭いという点がある。外食先で食品を加工することが叶わなかったり、食べることのできるメニューがなかったりと、摂食・嚥下障害に対して社会的認知や理解がないばかりに、食事を楽しむということのハードルが高くなっている。

toroaは、mogmog engineの永峰さんより現在の課題を聞き、より多くの人に「おいしさ」と「くつろぎ」を広めていくことができるよう今回の取り組みを始めた。

インクルーシブフードが当たり前の社会を目指す


中野区の協力のもと、摂食・嚥下障害児支援 mogmog engineと新渡戸文化学園とコラボレーションし、産学官福祉連携インクルーシブフード(嚥下調整食)支援スイーツを販売。収益金の一部を摂食・嚥下障害のバリアフリー化活動に寄付し、今回のテーマであるインクルーシブフードが、社会で当たり前になり拡がっていくことを目指すとしている。

mogmog engineは「食」を通してインクルーシブな社会を創ることを目標に、食事支援が必要な子どもと親のコミュニティ(スナック都ろ美)運営や、社会課題を解決するための活動をしている団体。

中野区にある新渡戸文化学園は1927年創立、初代校長新渡戸稲造氏。現在は子ども園(幼稚園)~短期大学までの共学の総合学園。環境省グッドライフアワード(2019年)、FSCアワード金賞(2020年)、キッズデザイン賞最優秀賞(2021年)、リクナビNEXTグッドアクションアワード(2022年)、ワークデザインアワードグランプリ(2022年)など受賞多数。

極上のソーシャルデザインスイーツに注目してみては。

toroa公式オンラインストア:https://www.kutsurogi-ya.com/

(さえきそうすけ)

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