今冬、「寛閑観(かんかんかん)」の屋号のもと、「近江牛」を看板に精肉店を開業した「もりしま」は、幻の美食倶楽部を現代に復活させることを目指し、3月6日(月)~4月20日(木)の期間、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中だ。
伝説的美食会の世界観を現代に
もりしまの代表・森嶋篤雄氏は、竹中久次と森嶋留蔵兄弟を先祖にもつ。その近江牛とのかかわりの中から誕生した「春岱寮(しゅんたいりょう)」は、大正から昭和の初頭に東京・麻布にあった伝説的な美食会として、北大路魯山人のライバルと目されるほどの存在だった。
この度、同美食会から刊行されていた会員向けの月刊誌「寛閑観」の名を受け継ぐことで、もりしまは往古かれらが展開した近江牛肉料理による新進気鋭の世界観を現代にアレンジして展開しようと強く思い描いている。
リターンは「オリジナルローストビーフ」など
このような背景で開始したクラウドファンディングでは、すでに目標を達成した。
リターンに用意したのは、2種類の「オリジナルローストビーフ」など。美味しい牛肉の販売はもちろんのこと、さまざまなデリカ商品の開発を進める「寛閑観」精肉店の新商品だ。
和ハーブで仕上げた「オリジナルローストビーフ」は、月桃、ハマゴウ、ヤブニッケイ、伊吹山に多く自生するイブキジャコウソウ、ウイキョウなどを、和ハーブインストラクターのアドバイスを受け、香りと効能に気を配りながら調合した。美容の効果も期待できる一品になっている。
この機会に、「寛閑観」精肉店が届ける「近江牛」の奥深い味を味わってみては。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:「寛閑観(かんかんかん)」発、「近江牛」の奥深い味と未来をもっと広めたい!
(Higuchi)