ゲーム・スマホ依存の基礎知識と、マンガによるケーススタディを紹介する『マンガ ケーススタディ ゲーム依存』1870円(税込)が好評発売中だ。
ゲーム依存からの脱却のヒントを探る
ゲームを過剰に使用して生活に支障を来してしまう「ゲーム依存」。
ゲームを楽しんでいる人はたくさんいるのに、度を越してコントロールができなくなってしまう人との違いはどこにあるのだろうか。依存は理解されにくい病気で、一度依存状態に陥ってしまうと、本人の意思に任せていても回復は難しいものがあるという。
スマホやネット環境はさらに普及し、必須の存在となっている。誰もが使っているインターネット技術だが、多くの人が便利に活用する一方で、のめり込んでバランスを失い、リアルの生活が破綻するほど没頭してしまう人がいる。
また、ゲーム依存に陥ってしまう事情や環境は人それぞれだ。
『マンガ ケーススタディ ゲーム依存』は、依存症治療専門の医療機関である久里浜医療センターで長年患者・保護者のカウンセリング、支援にあたってきた著者が、その経験から、多くの事例から個人を特定できないようにはしてあるものの、キーとなるエピソード・エッセンスを抽出してマンガによるケーススタディとして紹介。
それらのポイントを解説することで、さまざまな家族模様から見えてくる悪循環からの脱却のヒントを探る。
家族のほうが悩んでいるケースも多い
ゲーム依存は家族の問題でもある。放置せず、なんとかしようと働きかけを行っている家族も多い。効果があるかないかは家庭によって異なるため、対処に悩んでいるケースは多い。
基本的な知識も詳しく紹介
『マンガ ケーススタディ ゲーム依存』では、基本的な知識も詳しく紹介。また、それぞれのケーススタディには著者による、ポイント解説ある。
いろいろなケースを見ることで、依存による影響を理解することができる。さらに、ゲーム以外の治療事例もあり、家庭ごとのゲーム・スマホ使用のルールを考える際の参考になる。
十人十色で正解のないゲーム依存への対処法・回復へのきっかけを見出すヒントとなる、『マンガ ケーススタディ ゲーム依存』をチェックしてみては。
法研公式サイト:https://www.sociohealth.co.jp/
(角谷良平)