約2万坪の自然の地形を生かした里山に約6万株・約800種類の牡丹とシャクヤクが咲き誇る、世界最大級のピオニーガーデン「つくば牡丹園」は、4月8日(土)~5月21日(日)の44日間、期間限定にて開園する。
牡丹とシャクヤクの移り変わる花景色を見れる44日間
「つくば牡丹園」では、良質な土壌を作ることにこだわり、有機物を酵素の力により短期間で発酵させる「農薬不使用・酵素農法」を20年以上実践しており、丈夫で魅力的な花を数多く咲かせている。
牡丹の花一輪は3〜4日ほどで散っていくため、期間中は多様性に富んだ花々が、主役を交代しながら園内を彩る。牡丹とシャクヤクの移り変わる花景色を鑑賞できるのは、一年のうちたった44日間だけの貴重な期間だ。
30年以上にわたり土づくりを研究している園長・関浩一氏が愛情を込めて育てた今年のおすすめ牡丹は、花弁の重ねが多いゴージャスな「春光寿」、樹齢120年の株のヴィンテージ牡丹「太陽」、天女の羽衣を思わせるピンク系牡丹「玉芙蓉」、薄紫のグラデーションで気品のある「島の藤」、樹齢150年の株のヴィンテージ牡丹「島の司」の5種だという。
三大美人の牡丹コーナーや、湖面を彩るシャクヤク
また、今季は、世界三大美人といわれる楊貴妃・小野小町(花の名前は「小町白」)・クレオパトラにちなんだ牡丹のコーナーを新設。楊貴妃が4月中下旬、小町白・クレオパトラが4月下旬頃に見頃となる。
5月の週末には、ヒーリングエリアの湖面に約5千輪以上のシャクヤクが浮かぶ花筏をお披露目する予定。シャクヤクは通常つぼみの状態で市場に出荷されるが、咲いてしまった花は翌年に備えて花摘みされてしまうため、近隣農家の摘花されたシャクヤクを池に浮かべて鑑賞できるようにしている。
バラエティに富んだコンテンツが目白押し
期間中は、同園をまるごと楽しめるバラエティに富んだコンテンツが目白押しだ。園内の「Peony Gardenギャラリー」では、「はいいろオオカミ+花屋 西別府商店」による特別アートの展示販売を開催。また、陶芸作家・中村典子氏の作品展示&販売会も同時開催する。
同園公式SNSアカウントをフォローのうえ園内で撮った写真に指定のタグをつけて投稿すると、当選者に同園招待券がプレゼントされる「マイピオニーフォトコンテスト」も開催。園内のスタンプを集めてウェルカムエリアで提示するとオリジナルギフトがもらえる毎年大好評の「スタンプラリー」も実施する。
オリジナルのお茶やスイーツも登場
農薬不使用、酵素栽培で育ったシャクヤクの葉茎を使用した、すっきりとした飲み心地のノンカフェインティー「芍薬葉茎茶」1,080円(税込)~も販売。園内のテラスカフェでも味わえる。
また、2022年から栽培し初収穫となるさつまいもを使用した「プレミアム丸干しほしいも」1,080円(税込)を数量限定で発売予定。このほか、園内で採れた新鮮野菜や加工品、牡丹鉢などの園芸品も販売する。
「つくば牡丹園」で、この期間にしか鑑賞できない牡丹やシャクヤクと、さまざまなコンテンツを満喫してみては。
■つくば牡丹園
住所:茨城県つくば市若栗500
営業時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
入園料:大人1,000円/小人(中学生以下)無料
HP:http://jp.peonygardentokyo.com
(山本えり)