いつつじは、5月1日(月)より、いつつじ本店2階に昆布と麺の店・西陣「喜一」をオープンし、「昆布ラーメン」を1日30杯限定で提供を開始する。
家庭から姿を消してしまう可能性がある昆布
昔では当たり前のように家庭にあった昆布。出汁や佃煮で健康食品として知られており、日本の食卓には欠かせない重要な栄養源だった。しかし、近年昆布は慢性的な不漁が続いているそうだ。
さらに、料理離れ、コロナ禍、物価高騰も重なり、このままでは昆布が家庭から姿を消してしまう恐れも。
究極の「昆布ラーメン」が誕生
そんな中、京都で昆布専門店として120年余りの老舗店「五辻の昆布」が、知り尽くした昆布の価値、可能性を再認識してもらうため、体にもよく、健康になってもらいたいという、いつつじの強い想いから老若男女に好まれるここでしか味わえない究極の「昆布ラーメン」が生まれた。
スープが体に良い超健康ラーメン
「昆布ラーメン」は、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれている超健康ラーメンだ。
スープには硬度ゼロの超軟水を使用し、真昆布・羅臼昆布・利尻昆布をその時々で微妙に配合を変えてブレンドしたものに、枕崎産の鰹節を店頭で極薄に削り、魚介、するめ、貝、木の実、ドライフルーツ、椎茸、ドライトマト、茶葉を水出しだけでスープを取り塩分調整している。
醤油などのかえしは使わず、また豚や鳥などの動物系スープを交えず、香味油も使用していない。
通常では考えらないが、これぞ「超健康」の所以だ。
8割以上のユーザーがスープを全て飲み干す
現在プレオープン中だが、「昆布ラーメン」は、大好評。スープが体に良いという事で8割以上のユーザーがスープを全て飲み干すそうだ。
一流料理人が監修
このスープは、「喜一」の店主と親交のあったミシュラン一つ星「銀座八五」の松村氏からノウハウを学び、松村氏をはじめ、「らぁ麺とうひち」の袖岡氏、「京都ブライトンホテル」料理長の西氏に監修をうけて完成度を高めた自信作。
麺は、「らぁ麺とうひち」の自家製麺で、北海道産1等粉「春よ恋」を主体にした全粒粉麺でそばとラーメンの間のような味わい。
また、チャーシューは朝引き国産若鳥胸肉をだし塩につけ低温調理で仕上げ、竹の子はだしで軽く炊き込み薄味をつけており、油をいれないかわりに、お揚げを軽くあぶっていれることによりコクをだしている。
昆布を堪能する贅沢な時空間
「喜一」の店内には圧巻の6メートル1枚物のカウンターと、ラーメン店とは思えないスタイリッシュな設えでユーザーを迎え、昆布ラーメンフルコースを(いいこんぶ)にちなんで税込1,152円で昆布の魅力を伝えながら提供する。
コース内容
コース内容は、利尻昆布・真昆布・羅臼昆布の水出し飲み比べ+目の前で削られるおぼろ昆布、
昆布と麺、
昆布だしで炊いた佃煮むすびとなっている。
超健康ラーメンである「昆布ラーメン」のコースを味わってみては。
■喜一
営業時間:3部制 11時の部・12時の部・13時の部※変更する場合あり。完全予約制
住所:京都府京都市上京区五辻通千本東入る西五辻東町74-2
公式サイト:https://itutuji.com/
(角谷良平)