中東アフリカからの留学生向けSNS「tomoni」を運営するともにジャパンは、オンライン日本語学習のプラットフォーム「PONTIS」を5月1日(月)に公開した。
特に中東・アフリカ出身の人たちへ向けたサービスだ。
オンラインで日本語を学ぶ
「PONTIS」は、ZoomやSkypeなどを使ってオンラインで日本語を学ぶサービス。
日本語学校が近くにない、近くにあってもいろいろな事情で日本語学校に通えない、その他さまざまな理由で日本語学習環境がない人と日本語教師(講師)とをつなぐ。オンラインで行うプライベートレッスンなので、講師とスケジュールが合えば、早朝でも深夜でも受講可能。また、授業内容はカスタマイズできるので、それぞれのレベルとニーズに合った授業を受けられる。
なお、講師は全員日本語教師の資格を持っている。
中東・アフリカ地域に注目
「PONTIS」の対象は、日本をはじめ世界中にいる日本語学習者だが、同社は特に日本語の学習環境に恵まれていない地域である、中東やアフリカに注目している。
そもそも「PONTIS」のサービスは、中東やアフリカなど日本語学校がほとんど存在しない国・地域で日本語を独習している人、日本の大学に留学中だが専門の授業や研究との兼ね合いで所属大学が提供する日本語の授業を受けられない人に活用してほしいとの思いから始まったという。
合言葉は「留学生とともに」
ともにジャパンは、「世界中の人がともだちになったら、世界はもう少し平和になるにちがいない」という思いを胸に創業者が設立した会社。
現在は「留学生とともに」を合言葉に、留学生の中でもマイノリティである中東とアフリカからの留学生に焦点を当て、留学生の役に立てること、さらには彼(女)らと日本人との関係、彼(女)らの母国と日本との関係にもプラスになることを行っている。
そんな「ともにジャパン」の「PONTIS」が、中東やアフリカ地域と日本の懸け橋になるかもしれない。
PONTIS:https://pontis.jp/
tomoni:https://www.tomoni-sns.jp/
ともにジャパン:https://tomoni-japan.co.jp/
(ソルトピーチ)