昼は会席、夜はワインなどの酒が楽しめる“隠れ家”バー「帆-HAN-」は、8人収容の個室のテーブルトップに木村染匠が手がける京友禅硝子を導入。
黒を基調とした落ち着いたテーブルのセンターに、着物の吉祥模様である「束ね熨斗」の華やかなラインが酒の席を彩る贅沢個室空間が誕生した。
この春オープンした“隠れ家”のようなバー
京都市中京区、高瀬川に唯一現存する史跡「一之船入」を望むロケーションにこの春オープンした“隠れ家”のようなバー「帆-HAN-」。
桜のシーズンは、花見の利用で多くの人から好評を博した。
贅沢個室空間が誕生
「帆-HAN-」には、杉の一枚板を贅沢に使ったバーカウンターと、8人収容の落ち着いた個室がある。
この度、個室のテーブルトップに、京友禅の着物づくりを手がける木村染匠とコラボした「京友禅硝子」のテーブルトップが登場。落ち着いた和室が“映えスポット”へと変身した。
職人の手で細かく柄が描かれ、数々の工程を経て丁寧に染めあげてゆく京友禅は、京都が培った伝統の技。そんな最高級の逸品を硝子に挟み、ビルや店、鉄道車両の内装などにも展開されているのが木村染匠の「京友禅硝子」だ。
今回、テーブルトップに採用された柄は、振り袖など着物の柄としてもよく使われる「束ね熨斗(のし)」。長命長寿の縁起ものとされる熨斗を束ねることで、末ながく多くの人に親しまれる店になるように…との願いが込められている。
お昼は完全予約制・夜は問い合わせOK
昼は完全予約制となっており、おもてなしや祝い事、家族や大切な人とのひとときにぴったりのメニュー「近江牛会席」8800円(税込)が用意されている。なお、「近江牛会席」は、3日前までに予約が必要だ。また、前日までの予約で利用できる新メニュー「近江牛御膳」5500円(税込)も取り揃えられている。
夜は、その日の問い合わせでも利用可能。ぐるなびやGooglemap、「帆-HAN-」公式インスタグラムからも予約ができるが、席の数が少ない「隠れ家」のため事前の連絡が確実だ。
これからは新緑が映える季節であることから、風が心地よいテラス席で過ごすのも楽しいだろう。京都に訪れた際は、「帆-HAN-」でくつろぎのひとときを過ごしてみては。
■帆-HAN
住所:京都府京都市中京区河原町通二条下る一之船入町537-7 2階
ランチタイム:前日までの完全予約制
バータイム:17:00~23:00
定休日:月曜日 ※定休日以外にも休みの場合があるため、休業日はInstagramで確認を
Instagram:https://www.instagram.com/han.ichinofunairi/
(丸本チャ子)