We Care Japanは、ユーザーのリアルな声を元に、老人ホーム相談・紹介サイト「スマートシニア」をフルリニューアルした。
老人ホーム探しはインターネット?対面?
理想の老人ホームでの生活は、QOL向上に大きく影響を与える。昨今、老人ホーム探しを支援する紹介事業者は増加の傾向にあり、そのサービス提供方法は主に“インターネット型”と“対面型”の2つに分類され、どのようなサービス・紹介事業者を利用するかが入居先選定に大きな影響を与える。
従来のインターネットでの老人ホーム探しは、インターネット完結型の検索サイトとしての役割が強く、老人ホームへの理解・基礎知識を習得しないまま老人ホーム探しを始めてしまうことで、老人ホーム探しの過程における“よくわからない”や“入居後のミスマッチ”を引き起こしていた。
また、対面型の老人ホーム探しでは、紹介事業者の提携施設数により提案される老人ホームが偏り、本来選択肢になる老人ホームが提案されることなく、入居先選定における大きな機会損失につながっていた。
今回のリニューアルにあたり、同社は「スマートシニア」を利用して老人ホームに入居した人を対象にアンケートを実施。その結果、76%の人が老人ホーム探しにおける入居までの過程に課題を感じていたことが分かった。
例えば、インターネット型紹介サービスを利用した人からは「インターネットで老人ホームを探していたが、施設数が多く、気になっていた施設がわからなくなってしまった(60代女性)」、対面型紹介サービスを利用した人からは「紹介センターを利用したが、予算を超える高額な施設ばかり紹介され、他に該当する施設がないか気になってしまった(60代男性)」などの声があった。
3つのポイントでリニューアル
これらの課題を解決すべく、インターネット型と対面型のハイブリッド型として、老人ホーム探しのコンシェルジュサービス「スマートシニア」の大幅リニューアルを実施。「UI/UXの大幅改善」「メディアの運用開始」「掲載エリア・施設数の拡大」という3つのポイントでリニューアルを行った。
まず、ユーザーに寄り添ったUI/UXの改善で「老人ホーム探しのわからない」を解決。老人ホーム探しに必要な「知る」「探す」「入居準備」を体系化した。
さらに老人ホーム探しの効率化を目的とし、検索機能の拡充・お気に入り登録機能・コミュニケーションツールでの施設情報共有機能を追加。また、介護・福祉の国家資格や専門知識を有した専任のコンシェルジュのサポート体制を充実させ、悩まない老人ホーム探しを実現する。
介護情報メディア「はじめての介護ガイド」では、高齢者介護の情報を提供。老人ホームの種類、費用、暮らし、選び方、見学のポイント、入居手続き、高齢者の病気、お金といった高齢者介護に関わる情報や豆知識を掲載している。掲載約200記事は、介護の有資格者、専門家による監修記事となっている。
さらに、掲載エリア拡大・口コミ数の拡充で「施設選びの最重要ポイントのソフト面」の情報が充実。2021年8月リリース時の東京都約300施設の掲載から、今回のリニューアルで、関東圏約9,000施設の掲載を開始した。民間施設・公的施設の情報を網羅的に掲載し、より多くの選択肢を提供する。
より質の高い情報・サービスを提供することを目的としてフルリニューアルされた「スマートシニア」を利用してみては。
スマートシニア:https://smart-senior.net/
(さえきそうすけ)