三重県伊賀市のデジタル行政サービスの情報をご紹介!「ポチっと申請」の拡大や、ChatGPTを活用した市民向け行政サービスの実現を目指す取り組みについて、詳細を見ていこう。
デジタル行政サービス「ポチっと申請」の拡充
伊賀市は、令和4年10月から開始したデジタル行政サービス「ポチっと申請」で利用可能な行政手続きの種類を、4月13日(木)から拡大した。
デジタルトランスフォーメーションの推進により、市民サービスの向上を図るため、令和4年10月から住民票や税関係の証明書など11種類の交付を市のホームページから申請できるサービス「ポチっと申請」を開始している伊賀市。4月13日(木)から新たに19種類の申請や届け出が可能になった。インターネット環境とマイナンバーカードがあれば、24時間どこからでも申請することができる。
令和4年2月に策定した「伊賀市デジタルトランスフォーメーション実行計画」に基づき、住民の利便性向上につながる申請について、順次オンライン申請に対応していく予定だという。
詳細は、下記URLより確認を。伊賀市のデジタル行政サービス「ポチっと申請」を活用してみよう。
詳細:https://www.city.iga.lg.jp/0000010475.html
伊賀市×FIXER、ChatGPTを活用した実証実験を実施
さらに伊賀市は、5月9日(火)、ChatGPTを活用したAI行政サービス実証事業にあたり、相互の協力が可能な分野における連携を推進するため、FIXERと連携協定を締結した。
伊賀市はFIXERから提案を受け、ChatGPTを活用したAI行政サービス実証実験を実施することとなった。同市とFIXERが互いの資源や魅力を活かし、先端技術を活用した行政サービスの高度化事業に共同して取り組むことにより、市民サービスの向上に資することを目的としている。
実証実験では、職員間での問い合せ対応(QA自動化)、議事録作成、事務文書等の作成、庁内データ収集補助、問い合わせ対応等、過去の市議会や庁内会議における資料・議事録等を学習した情報検索エージェントを活用し、市役所職員の業務効率化を図る。
協定書では、今後伊賀市の行政サービスの充実強化・効率化及び課題解決を進め、市の活性化および市民サービスの向上につなげていくため、連携・協力していくことが確認された。この協定書有効期間は、締結日から令和6年3月31日(日)までで、双方から解約の意思表示がなければ1年間延長される。
デジタル行政サービスの拡充を進める伊賀市の取り組みに、今後も注目だ。
伊賀市ホームページ:https://www.city.iga.lg.jp/index.html
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