トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LIFESTYLE

アップサイクルブランド「octangle」が阪急うめだ本店に初出店、レインアイテムを展開

このエントリーをはてなブックマークに追加


アップサイクルブランド「octangle(オクタングル)」は、5月17日(水)~30日(火)の期間限定で、阪急うめだ本店1階コトコトステージ12に初出店している。

UPCYCLE×CREATIVE


2022年に誕生した「octangle」は、“UPCYCLE×CREATIVE”をコンセプトに、役割を終え使用しなくなったモノに洗練されたデザインや機能性を与え、新しい付加価値を持ったアイテムへと再生させる、サステナブルなものづくりに取り組んでいる。

ビニール傘から生まれ変わった独自素材

年間約8000万本ものビニール傘が消費され、その多くが半年以内で廃棄されている。安価なビニール傘は分解に手間がかかり分別もしにくい。また、生地部分に塩化ビニールが使われている製品も少なくなく、焼却処理の際にダイオキシンが発生してしまうことから、その多くが埋め立てられ、環境に大きな負荷を与えている。


そこで「octangle」では、忘れられたり捨てられたりしているビニール傘を独自ルートで回収し、選別・分解・洗浄後、ビニール生地を専用のプレス機で何層にも圧着することで独自の素材を開発。半透明で凹凸した素材は、光に反射すると独特な質感でキラキラとしたテクスチャーがうまれ、水や汚れに強く、軽量なのに丈夫という特徴がある。

ビニール傘は、大きさやビニールの質、厚みが異なるため、機械での裁断は難しく、手作業にて裁断する。ビニールの状態を確認しながら一枚ずつ選別し、製品ごとに枚数を変え、専用のプレス機で圧着している。滑りやすく厚みがある生地ため、裁縫も非常に難しく、高度な技術が必要となる。長く愛用してもらうため、職人が手作業で心を込めて製造している。

レインファッションアイテムなどを販売

今回の阪急うめだ本店での出店では、“NO RAIN, NO RAINBOW”をテーマに、憂鬱な梅雨を家中家外で楽しむレインファッションアイテムを展開。ブランドを代表するアンブレラバッグやフラワーバッグを中心に、トートバッグやサコッシュも販売する。


「Trapezoid bag(フラワーバッグ)」7,700円は、台形のフォルムとカラーの持ち手が印象的なバッグ。水に強いので、花を購入した際のラッピングに使えば、そのまま飾ってインテリアにもなる。ビニール生地の透け感をいかすため、カラフルなインナーバックと合わせてコーディネートするのもおすすめ。カラーは7色展開。


「Portable umbrella bag」8,800円は、「使い捨てビニール傘袋」をゼロにしたいという想いから誕生。コンパクトに持ち運べるよう機能性とデザイン性にもこだわっており、雨水・水滴から服や車内を守ってくれる。カラーは3色展開。

「octangle」は、環境に配慮した考え方があたり前の文化として根付いていく未来を目指し、今後も様々な分野の身近な環境問題をテーマに、ファッション性と技術力を武器に“少し先の未来を変える”体験を提案していくという。

この機会に、阪急うめだ本店で、アップサイクルブランド「octangle」のアイテムをチェックしてみては。

octangle HP:https://www.octangle.jp/
octangle Instagram:https://www.instagram.com/octangle_official/

(山本えり)

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事