東京都品川区の取り組みを紹介。「ゆりの花1万本 鑑賞ラブウィーク」でマイナンバーカードの出張申請サポート事業が実施される話題と、しながわ中央公園にボルダリング場がオープンした情報をチェックしよう。
イベント会場でマイナンバーカード申請
品川区は、鮫洲入江広場公園を会場に行われる「ゆりの花1万本 鑑賞ラブウィーク」の開催期間中の5月28日(日)、マイナンバーカードの出張申請サポート事業を実施する。
■区役所への来庁が難しい人にぴったり
今回のマイナンバーカードの出張申請サポート事業は、様々な移動手段を用いて行政サービスをきめ細やかに実現する「行政MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」の実証実験の第一弾として実施されるもの。
普段区役所に来庁するのが難しい人のために、「出張型の行政サポート」としてのニーズの高まりを受け、マイナンバーカードの出張申請サポート事業を行うことになった。
■申請者には「フルーツ麦茶」のプレゼントも
当日は、マイナンバーカード申請希望者に対して、カード用写真の撮影・記入サポートやマイナポイントをはじめとした様々な相談への対応、マイナンバーカードの普及啓発を実施。希望者は手ぶらで申請することができ、申請した人には坂井市の「フルーツ麦茶」がプレゼントされる。なお、カード完成後の交付は、交付会場にて受け取りとなる。
マイナンバーカードを申請していない人は、「ゆりの花1万本 鑑賞ラブウィーク」の会場で申請してみては。
■ゆりの花1万本 鑑賞ラブウィーク
日時:5月28日(日)~6月4日(日) ※マイナンバーカードの出張申請サポートは5月28日(日)のみ
会場:鮫洲入江広場公園
住所:東京都品川区東大井1-15
料金:無料
しながわ中央公園にボルダリング場をオープン
また品川区は4月30日(日)、しながわ中央公園にボルダリング場をオープンした。
■こどもたちを中心にボルダリングを楽しんでほしい
東京2020大会で初めて採用されたアーバンスポーツ(都市型スポーツ)は、海外ではすでにメジャーなスポーツとして認知されており、2024(令和6)年のパリ大会でも実施される。
中でも、ボルダリングはアーバンスポーツの一つで、ホールドと呼ばれる石を使って壁を登り、ゴールを目指す競技。この競技を子どもたち中心に気軽に楽しんでもらえるよう、しながわ中央公園内にボルダリング場が新設された。
■有料エリアは個人、団体ともに利用可能
ボルダリングウォールは、高さの低い無料エリアと、4メートルの高さの有料エリアを整備。
無料エリアは、高さ1.5メートル×幅10メートル(床面:砂敷き)と高さ1.8メートル×幅3メートル(床面:砂敷き)のものがある。
有料エリアは高さ4メートル×幅12メートル(床面:マット)で、曜日により個人利用・団体利用を分けている。個人が週3日間(火・木・土)、団体が週4日間(月・水・金・日・祝)だ。また小学4年生以上が利用対象となっている。
使用料(1コマ2時間)は個人200円(小学生以下100円)、団体2,000円(区外団体4,000円)。そのほか利用上の注意はHPを確認しよう。
今後は、定期的な初心者向けボルダリング教室の開催や、オープニング記念イベントの実施を予定しているとのこと。ボルダリング場が品川区の新たなスポットとなりそうだ。
■しながわ中央公園ボルダリング場
住所:東京都品川区西品川1-27
規格:有料エリア(高さ4メートル×幅12メートル) ※利用対象:小学4年生以上
無料エリア(高さ1.5メートル× 幅10メートル、高さ1.8メートル×幅3メートル)
詳細:https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/shisetsu/shisetsu-bunka/shisetsu-bunka-sprots/20230201123619.html
マイナンバーカードの出張申請を実施する「ゆりの花1万本 鑑賞ラブウィーク」や新たにしながわ中央公園にオープンしたボルダリング場をきっかけに、品川区に足を運んでみては。
品川区公式HP:https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/
(ソルトピーチ)