「沖縄現代工藝展vol.5 盛夏の沖縄風情」が、6月7日(水)~13日(火)の期間、日本橋三越本店本館5階で開催される。
沖縄現代工藝展
沖縄の美しい伝統工芸を紹介する同展示会は、今年で5回目の開催。沖縄を代表する作品が一同に集結する。紅型(びんがた)や、やちむん、首里織、琉球藍など、息を飲むほど美しい作品が展示される。
沖縄の伝統を感じる作品や生活に寄り添った新作も登場
また、今年は新たな染織り作家も追加され、涼やかな宮古上布や南風原花織が会場に花を咲かせるほか、手織りの風合いが感じられる洋服やストール、暮らしを彩るパネルやタペストリーも新作が並ぶ。
さらに、浴衣シーズン到来のこの時期に、首里織や宮古織、紅型の半幅帯の披露も予定されている。
宮古島で育った「苧麻(ちょま)」という植物から糸を作り、藍染を施し限りなく黒に近い色まで染めを重ね、巧みな技術で折り上げた高級生地で作られる「琉装」や、
涼やかな風を感じる琉球藍で糸を染め、手機織りで丁寧に織り上げた生地で作られる、夏を涼やかに過ごせるワンピース、
ストール、
沖縄で500年の長い歴史をもつ伝統工芸「紅型」などが登場。さらに現代の暮らしに寄り添うパネルなどバラエティに富んだラインナップで沖縄の風景を楽しめる。
参加工房一覧
参加工房は染め織りが、アトリエKei Fleur(首里織)/カタチキ(琉球びんがた)/花藍舎(琉球藍織物)/工房ふくおり(首里織)/城間びんがた工房(琉球びんがた)/染織工房timpab(宮古上布)/tissuri(首里織)/仲宗根綾(首里織)/紅型工房ひがしや(琉球びんがた)/紅型工房べにきち(琉球びんがた)/MARIKASI・宮城麻里江(南風原花織)/弓美織工房(首里織)/琉衣(琉装)。
うつわ、生活雑貨が、工房ぬりトン(木漆工)/陶芸こまがた(陶器)/匠工房(琉球ガラス)/白鴉再生硝子器製作所(琉球ガラス)/眞正陶房(陶器)だ。
心躍る沖縄の世界を存分に堪能できる「沖縄現代工藝展vol.5 盛夏の沖縄風情」に、足を運んでみて。
■沖縄現代工藝展vol.5 盛夏の沖縄風情
開催期間:6月7日(水)~6月13日(火)
会場:三越日本橋本店本館5階 スペース#5
住所::東京都中央区日本橋室町1-4-1
詳細:https://haraiso.gallery/exhibition/nihonbashimitsukoshi2023/
(ソルトピーチ)