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【愛媛県・広島県】しまなみエリアの航路マップ・時刻表の提供や、Eチケットを販売するサイトがオープン

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「わっか」の運営するしまなみ海道の旅行代理店WAKKAは、しまなみ海道(西瀬戸内)周辺の定期航路(フェリーや旅客船)の時刻表や路線図、Eチケットの販売・使用を多言語でワンストップ提供するスマホ専用サイト「KASHO-KI(カショキ)」の一般利用を、6月1日(木)より開始した。英語版も同時リリースとなる。

日本人にも利用しにくかった、しまなみ海道

しまなみ海道はサイクリング以外でも、20以上の路線を誇る、フェリーや高速船などによる短距離の船の旅を楽しむことができるエリア。これは日本でもこの地域固有の旅行の方法として特筆すべきものだ。しかし、運航会社がそれぞれ違ったり、時刻表情報がネット上に掲載されていないなど、外国人はもちろん、日本人にとっても利用しにくいという課題を抱えていた。

今回リリースされた「KASHO-KI」はこの問題を解決し、愛媛~広島、西瀬戸内海の海の旅の魅力を伝えるべく、今年3月に愛媛県自転車新文化推進協会の事業として開発されたサイト。

名称の「KASHO-KI」は村上海賊の時代に用いられた通行手形「過所旗」をモチーフにしており、旅をする人が、瀬戸内海を海賊よろしく船で縦横無尽に海旅を楽しむためのツールとして役立つよう、このような名前となったという。

エリアを網羅した航路マップ・時刻表


同サイトでは、しまなみ海道エリアを網羅した、20以上の航路図を多言語対応で見ることができる。

これまでは各船会社のHPなどで確認する必要のあった航路が、ワンストップで確認できるようになった。そのまま時刻表を見たり、Eチケットを購入・乗船したりすることもできる。

Eチケットも販売


6月のリリース時点では、土生商船グループ(大崎上島を除く)、家老渡フェリーの路線において、同サイト内でEチケットの購入ができ、乗船時は画面を見せるだけで簡単に乗船ができる。Eチケット対応路線は随時拡大中だ。


またEチケットをまとめて購入できるモデルコース販売の機能も備えている。なお、Eチケットは外部地域からの観光客の流入を目的としており、地元住民は利用できない。

「KASHO-KI」では今後、対象エリアの拡大や、Eチケット対応航路の拡充、代理店/ガイド向け代理購入・事前購入機能の追加、MaaS政策としてのシェアサイクルとの連携などを予定しているという。

もっと自由に瀬戸内海の船の旅を!この機会に「KASHO-KI」を使って、しまなみ海道を巡ってみては。

KASHO-KI:https://kashoki.jp/(スマホ専用)
わっか:https://wakka.site

(江崎貴子)

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