関西圏に飲食店を72店舗展開する「きらく」は、ららぽーと和泉に、「とんかつ かつ喜」2店舗、「一鳥一炭」に続く4店舗目となる「天然大海老天丼 自家製おうどん 白狐」を、6月20日(火)にグランドオープンする。
伝統的な大阪うどんの魅力を伝える新店舗
1960年代から続く讃岐うどんの定期的なブームやファストフード型讃岐うどん屋の台頭など、讃岐うどんがメジャー化された現在、大阪のうどん屋でも実際は讃岐うどんの麺を使用しているお店がほとんど。そんな状況だからこそ、伝統的な大阪うどんの魅力を大阪の人や全国の人に再度知ってもらいたいという思いで、大阪うどんの特徴でもある「麺」「出汁」「具」に徹底的にこだわり抜いた新うどん業態として「白狐」が登場する。
三位一体の美味しさが特徴
“麺が主役で、出汁や具は脇役”ではなく、「麺」も「出汁」も「具」もみんな主役でみんな脇役なのが大阪うどん。「麺」「出汁」「具」の3つがバランス良く、どれか一つがでしゃばることがない三位一体の美味しさが大阪のうどんの大きな特長だ。
麺は、柔らかくもっちりとしていて断面は丸いのが特徴。角が丸いのは“角を立てずに丸く収める”という大阪商人独特の発想といわれている。角が丸いことで出汁と絡みやすく、ツルッと喉越しも良く食べやすい。
大阪うどんで有名な具材といえば、きつねうどんのお揚げ。そのほかにも、大阪では鶏肉とネギの入った鶏南蛮うどんや天ぷらうどん、かすうどんなど様々な具材を入れてうどんを楽しむ。
また、天下の台所といわれた大阪は、昔から北海道など全国各地から昆布などの食材がたくさん集まる場所だったことから、出汁は昆布、鯖節や、ウルメ節を使用しており、黄金色なのが特徴だ。
「白狐」のこだわり
「白狐」では、出汁との相性が抜群なツルツルとした喉越しと、もっちりと柔らかで弾力のある自家製麺を使用。厳選された九州産小麦・チクゴイズミを使用し、職人が毎朝手間暇かけて店内にて製麺する。
まるで蕎麦のようなせいろうどんは、国産の小麦粉と16種類の雑穀を使用し、ツルツルとした食感が自慢。蕎麦粉は一切使用していないため、蕎麦アレルギーの人でも安心して食べることができる。
また、同店の名物である天丼や天せいろ、天ぷらうどんには、高級天ぷら店でも使用されている天然大海老天一尾が使われており、いずれも+500円で天然大海老天一尾を追加可能。お店で丁寧に揚げた天然大海老は、海老本来の歯応え、甘み、食感、旨みを堪能できる。
メニュー・価格は、「特製天丼」1,518円(税込)、
「天せいろ定食」1,793円(税込)、
「天ぷらうどん」1,518円(税込)など。
こだわりの素材を使用した出汁
出汁は、国産の上ウルメ、上サバ、本枯れ節や、利尻昆布などの原材料を厳選してブレンドしており、鰹のイノシン酸、昆布のグルタミン酸の旨みをかけ合わせた黄金色の白だし。出汁の要である“返し醤油”には、昭和6年創業の醤油醸造蔵「片上醤油」の無添加無調整のプレミアム醤油を使用している。熟成した旨味、コク、穏やかな香りが特徴だ。
丼にぴったりのお米は、粒が大きくしっとりとした味わいが特徴の特A米・いわて純情米「銀河のしずく」を毎朝丁寧に炊きあげて用意する。
「天然大海老天丼 自家製おうどん 白狐」にて、伝統的な“大阪うどん”を味わってみては。
■天然大海老天丼 自家製おうどん 白狐
住所:大阪府和泉市あゆみ野4丁目4-7 ららぽーと和泉2階
営業時間:平日11:00〜21:00、土日祝11:00〜22:00
(山本えり)