スーパーマーケット「いちやまマート」は、当日早朝に収穫したとうもろこしを店頭販売する「朝採れとうもろこし」の販売を開始した。
地元のブランド野菜「ミルフィーユ」を販売
毎年6~9月頃の期間に「朝採れとうもろこし」を販売している「いちやまマート」は、山梨県内の複数の農家と契約し、収穫時期に合わせて平地から山間部に向けてリレー販売をしている。
現在の期間は、3軒の農家が手掛けた商品を消費者に届けている。
現在、同社が販売しているのは、山梨県甲府市のブランド認定制度「甲府之証」を取得した地元のブランド野菜「ミルフィーユ」という品種。黄色と白のミックスカラーで、大粒の実がギュッと詰まった大ぶりの品種で、茹でる前はパールのような柔らかな色合いだが、茹で揚げ後はビビッドな色合いに美しく変化する。かぶりつくとフルーツのような甘さとプチっと弾けるジューシーさが味わえる。
なお、「甲府之証」は、甲府市の恵まれた気候と風土、生産者の努力が育んだ逸品を認定する制度だ。
早朝に収穫した「とうもろこしが」店頭に
「朝採れとうもろこし」の収穫は、朝4時頃から始まる。
とうもろこしやトマトのような「果菜類」とカテゴライズされる野菜は、昼に葉に蓄えた養分を夜のうちに実に送る。そのため、早朝に収穫することで、一番旨味の詰まった状態のまま流通させることが可能になるのだ。
収穫後のとうもろこしは、トラックの荷台でそのまま検品作業に。ひとつひとつ手作業で、虫食いがないかなど確認している。
基準をクリアした商品は、6時台には「いちやまマート」の青果センターへ納品。
順次店舗へ配送され、開店時間までに店頭に並ぶ。
生産者のコメント
甲府市上今井町のとうもろこし生産者・内藤さんは「このあたりは遅霜が見られるシーズンなので、霜対策をしないとすぐにとうもろこしが痛んでしまいます。人に布団をかけてあげるように、とうもろこしにも霜よけの資材をかけて、愛情をこめて育てています」とコメントしている。
夜明け前に収穫。超鮮度で味わう地産地消、産地直送のとうもろこしを味わってみて。
「いちやまマート」HP:https://ichiyamamart.com/
「いちやまマート」Instagram:https://www.instagram.com/ichiyamamart/
(ソルトピーチ)