愛知県名古屋市の山本建材は、名古屋市のイベント情報に特化したイベント情報プラットフォームサービス「イベキャン+(α版)」を、5月23日(火)に公開した。
地域密着型イベント情報プラットフォームを開発
山本建材は、戦後復興より創業し、“愛知・名古屋の建設産業をサポートする”を合言葉に事業を展開してきた建材会社だ。創業76年という長い歴史により培われた技術、ノウハウをもとに、道路、建物の主要部分など土木・建築両方の商品を提供してきた。また、名古屋西警察署や名古屋西消防署との連携協力など、企業活動の一環として地域に根ざした活動を定期的に行っている。
新型コロナによる行動制限が緩和され、地域のオフライン企画イベントも増えている。しかし、イベントのような期間限定情報は特性上、非常に流れやすいコンテンツとなっており、知られぬまま終了するケースも多くある。
同社は、地域の人の機会損失の防止と企画者の集客力向上に貢献するべく、2021年に「イベキャン+」の構想をスタート。名古屋市の情報が一元化され、誰もが地域の情報に触れることができる状態にし、活発な地域交流によって、地域での暮らしをより豊かにしていくことをビジョンに掲げ、同サービスのリリースに至った。
名古屋市民にとっての利便性を追求
「イベキャン+」は、地域特化×期間限定情報(イベント、セミナー、キャンペーンなど)特化を主な特徴としており、名古屋市民にとっての利便性を追求して機能を開発した。
イベント主催者は、同サービスを通じて、無料で告知をしていくことが可能。名古屋市在住者を主な利用者として想定しているため、ローカルイベントや小規模イベントにもリーチがしやすくなっている。
ユーザーは、日付・マップ・キーワード・タイムラインなど多様な検索手法で自分にぴったりのイベント情報を見つけることができ、参加したいイベントがあれば、そのまま「イベキャン+」上で申し込み・決済も可能だ。
ソーシャルメディア機能やチャット機能も
「ミミヨリ情報」では、主催者でなくてもイベント情報を投稿することが可能。行きたいと思ったイベントや参加してよかったイベントを、SNS感覚で他の利用者にシェアすることができる。
また、「コミュニティ」では、主催者や他の参加者と直接チャットでやりとりできる。オープンチャットにすることで、ユーザーはイベントに参加する際の不安解消や事前コミュニケーションに役立てることができ、主催者はイベント登録ページに書ききれない想いを伝える場として活用できる。
産学官連携プロジェクトも推進中
さらに、産学官連携プロジェクトも推進中。インターネットビジネスを通じてビジネススキルを養ってもらい、名古屋の未来を担う地域の学生と地域に貢献できるサービスを一緒に創り上げたいという思いから、同社は2022年10月より愛知淑徳大学の学生と連携し、同社のサービスのマーケティング活動に参加してもらっている。「イベキャン+」は若者の意見を取り入れた情報発信を行っており、地域の事業者からの反響も受けている。
加えて、「イベキャン+」では、名古屋市と行政情報発信に関する協定を締結。名古屋市が企画運営を行うイベントも取り扱い、地域と行政の繋がりを創出していく。
名古屋市でイベントを探す人、開催したい人を繋ぐプラットフォーム「イベキャン+」を活用してみては。
イベキャン+サイト:https://evecamplus.com/
(山本えり)