みらいのたからばこ実行委員会が運営するプロジェクト「みらいのたからばこ」は、地域密着おしごと体験イベント「みらいのたからばこ2023in大阪」を、11月11日(土)10:00~17:00、12日(日)10:00~15:00に、インテックス大阪で開催する。
「みらいのたからばこ」について
「みらいのたからばこ」プロジェクトの前身となる「ふくしまのたからばこ~キッズお仕事体験~」は、東日本大震災の復興支援の一環として、2016~2018年に、福島で開催された。
「ふくしまのたからばこ」は、震災を経験した母親たちが過酷な環境下でこどもを守る中、「こどもたち自身が夢や希望を持ち、未来を自ら切り開く力を育んでほしい」と強く願うようになり、その想いを実現する場として2016年にスタート。福島県も共催した2018年には、来場者14,000人を超える一大イベントになった。
「みらいのたからばこ」プロジェクトは、その「ふくしまのたからばこ」の想いを引き継ぐ。こどもたちが職業体験を通して将来の職業観を培うとともに、働くことの大切さや様々な仕事の存在を知り、将来の夢を描くきっかけになることを目指す。同時に、誇りをもって働く大人たちの姿や地域および社会に貢献する企業の存在がこどもたちにとって未来への希望につながることを期待している。
「みらいのたからばこ」としての活動
「みらいのたからばこ」は、地域密着型こどものおしごと体験のイベントを、2日間で1万~3万人規模の大型イベントとして実施。こどものおしごと体験を通じて、企業・行政・大学・地域の人とのつながりを作る。
また、こどもインタビュアーによる企業インタビューや地域情報を発信するメディア「みらいのたからばこラボ」の運営を、年間を通して行う。これにより、おしごと体験イベントに参加できない人も、メディアを通じて地域の魅力を感じることができる。
さらに、地域に密着した小規模イベントやセミナー、交流会を開催し、つながりを深めながら、地域コミュニティを育んでいく。
地域密着おしごと体験イベント概要
イベントの入場料は無料。4~15歳のこどもとその保護者を対象に、事前登録制で参加者を募集する。企業、団体等、約200ブースの出展が予定されている。
イベントでは、各企業・団体による「こどものおしごと体験」、各企業のSDGsの取り組みとおしごと体験をリンクさせ、参加者全員でSDGsの17の目標を達成するゲーム「リアルタイムSDGs達成ボード」、売り手も買い手もこどもたちの「こども商店街」、こども議員と地域議員や社長が話し合う「こどもサミット」、おしごと体験の発表の場や様々な業界からゲストを招いてのステージイベント「こどもステージ」、当日の会場の様子をライブ配信する「みらいのたからばこラボ」の6つの体験エリアが展開される。
大阪での開催を皮切りとして、2024年には福島・大阪・兵庫・熊本・沖縄の5都市、大阪万博開催の2025年は大阪を含めた10都市、SDGs達成の2030年には、全国47都道府県での展開を目指している。
詳しい情報は公式サイトで確認しよう。
■みらいのたからばこ2023in大阪
開催日 :11月11日(土)10:00-17:00、12日(日)10:00-15:00
開催場所: インテックス大阪6号館B
入場料: 無料(事前登録制)
住所:大阪府大阪市住之江区南港北1丁目5−102
詳細ページ:https://mirainotakarabako.com/
(yukari)