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【東京都千代田区】NYから誘致!世界一サステナブルな「think coffee」が神田錦町に6月30日オープン

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SDGsと経営を“リンケージ(つながり)”で考え、サステナビリティ経営の実装を支援するコンサルティングを手掛けるSDGパートナーズは、グループ子会社であるThink Coffee Japanから、ニューヨークのサステナビリティ追求型カフェ「think coffee」の日本第一号店を、6月30日(金)、東京都千代田区神田錦町にてオープンした。

SDGsの取り組みを盛り込んだカフェ

国連でSDGs策定を主導してきたSDGパートナーズCEO・田瀬和夫氏のノウハウを活かし、「think coffee」の店内にはSDGsの取り組みをふんだんに盛り込んでいる。

コーヒーという産業は、環境破壊、児童労働、温暖化の助長などなど、歴史的に地球や関わる人々に大きな負担を強いてきた。同店はこれを逆転させることを目指している。


コーヒー豆は、エチオピア・コロンビア・ニカラグアの契約農家からthink coffee(NY)が直接仕入れた豆のみを使用。


think coffee(NY)は、豆の取引価格を産地ごと丁寧に、いくらで買ったか、それが市場価格に対してどのぐらいのプレミアムを支払っているかなど、サプライチェーンのお金の流れについて比類のない高い透明性をもって自社サイトで公開している。また、売上の一部を農家に還元し、地元の女性や子供が社会に参画できるように働きかけている。


今回オープンした「think coffee」では、これらの豆をうまみが変化しないよう定温で保管し、店内に備えた京都産こだわりの焙煎機で独自に焙煎。


NYのコーヒーレシピのほか、日本独自の焙煎(Tokyo Blend)、ベーグルやチーズケーキなどNYらしいフードも用意している。

今後導入を進めるSDGsの取り組み

そのほかにも、店舗の各所にSDGs要素を取り入れ、居心地の良さと“世界一サステナブル”の両立を実現するための施策を計画している。

NY店ではすでに導入している、コーヒーの豆殻から作られたリユースカップ「ハスキーカップ」の導入のほか、ビルは一棟すべて再エネで電力供給し、GHG排出量を極限まで最小化。子連れでもゆっくり気兼ねなくコーヒーを楽しめるスペースをビルの一角(6階)に整備し、屋上にはコーヒーかすなどを堆肥として自然に戻す「コンポスト」を設置することを計画しており、順次導入予定だ。

田瀬和夫氏のプロフィール

SDGパートナーズCEOの田瀬氏は、1992年外務省入省。国際連合に10年勤務し、国連外交、人権、アフリカ開発、官⺠連携、人道支援、人間の安全保障を専門とする。2014年〜2017年デロイトトーマツコンサルティング執行役員。SDGs推進室を立ち上げ、企業のSDGs戦略構築、ESG投資対応、地方自治体のSDGs総合計画策定等を支援する。2017年に独立し、新会社SDGパートナーズを設立した。著書に『SDG思考』などがある。

多様な人々が多様な価値観を持ち寄り、どんな人も“自分”でいられるような居心地の良い空間「think coffee」で、コーヒーを起点にSDGsを考えてみては。

■think coffee
住所:東京都千代田区神田錦町2-9-15

Think Coffee Japan ウェブサイト:https://thinkcoffee.jp/

(山本えり)

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