金の星社は、絵本「しゅつどう! かがくしょうぼうたい」を、6月28日(水)、全国の書店やネット書店にて発売した。
同作は54,000部発行、19刷の大人気消防絵本「しゅつどう! しょうぼうたい」に続く第二弾。作・絵は鎌田歩さんで、価格は1,650円(税込)だ。
東京消防庁 千住消防署が協力
PA連携による身近な救急活動から工場火災での救助活動まで、消防隊の多様な活動がよくわかる内容満載の同作。開くと77cmのパノラマページでは、工場火災の緊迫感を徹底再現している。
なお、「PA連携」のPはポンプ車(Pumper)、Aは救急車(Ambulance)のことだ。傷病者の命に危険があるとき、あまり知られていないが火事ではなくてもポンプ車と救急車が協力して救急活動を行うことがある。消防隊の大事な仕事の一環だ。
同作は、東京消防庁 千住消防署の協力のもと、構想から2年以上をかけて制作された。現役の隊員のアドバイスにより、細かい点にまでこだわった絵本となっている。消火活動が注目されることの多い消防隊だが、救急活動やガスもれ事故への対応など、その仕事は多岐にわたる。すべては、まちや人の命を守るためだ。
さらに、ガスもれなどの化学事故に対応する化学機動中隊も登場。防護衣を身にまとい、勇敢に現場に向かう姿に胸が熱くなるだろう。
大迫力のパノラマページ
また同作の工場火災現場を再現したページは観音開きで、現場を上から見渡せる仕様。消防車両や隊員たちが一斉に、消火活動や救助活動のために動き回る様子がわかるのは絵本ならではだ。
消防ファンや乗り物好きはもちろん、多くの人に手にしてもらいたい一冊。「しゅつどう! かがくしょうぼうたい」をきっかけに、消防隊の仕事を知ろう。
「金の星社」公式HP:https://www.kinnohoshi.co.jp/
(ソルトピーチ)