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【静岡県】ビーチクリーンで回収されたペットボトルがライフセーバーのユニフォーム素材に

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下田ライフセービングクラブ(下田LSC)は、シップスの提供により、サステナビリティを重視した素材で製作されたパトロールユニフォームを使用。パトロールユニフォームの素材は、「下田市海浜回収ペットボトルアップサイクルプロジェクト」の取り組みによって得られたペットボトルを資源として活用している。

下田LSCのビーチクリーンについて


下田LSCは「SAFE&CLEAN」をテーマに、静岡県の伊豆下田地域で活動を続けているライフセービングクラブ。1978年より水辺の安全啓発活動とビーチクリーン活動に取り組んでいる。

1995年からシップスの協力のもと「SHIPS SAFE&CLEAN CAMPAIGN」を行い、海水浴客が自主的に参加しやすいビーチクリーン活動を展開してきた。2022年からは下田市と豊島の4者協働により「下田市海浜回収ペットボトルアップサイクルプロジェクト」を開始。今年も引き続き海洋ペットボトルの回収と再利用に取り組んでいる。

回収されたペットボトルがユニフォームに


昨年夏に行われたビーチクリーンでは約4000本のペットボトルが回収され、UpDRIFTのしくみで繊維原料として資源化されている。今年はUpDRIFT素材で下田LSCのパトロールユニフォームが製作された。海水浴客自身が拾ったペットボトルが再利用され、サステナビリティを重視したユニフォームとなり、「SAFE&CLEAN」に還元されている様子を目の当たりにできるうえ、ビーチクリーン活動への協力が、実際のライフセーバーの活動支援に直結している。

このような流れを通じて、個人個人のビーチクリーンが実際の活動にどのようにつながり、海洋環境の保護や地域の安全をサポートしているかを具体的に理解できるだろう。

今年も実施される「SHIPS SAFE&CLEAN CAMPAIGN 28」は、夏の海を安全に楽しむための知識や方法を、下田ライフセービングクラブのライフセーバーと一緒に体験して身につけるプログラム。体験活動をとおして「海での安全な遊び方」や「人や環境への思いやり」を育むことを目的としている。

今後も、下田ライフセービングクラブとシップスの活動に注目だ。

SHIPS SAFE&CLEAN CAMPAIGN 28:https://ships-lifesaving.jp/

(さえきそうすけ)

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