愛知県蒲郡市の複合型リゾート「ラグーナテンボス」内にある「ラグナシア」に、レジャー施設DXを推進する「プラチナパーク」が導入された。

「プラチナパーク」の導入は、印刷費削減、情報更新の迅速化、顧客利便性向上を目的に実施。従来の紙のガイドマップや折込チラシをデジタル化し、スマートフォンやパソコンなどで閲覧出来るようにした上で、イベント情報の発信、待ち時間表示や現在地表示、目的地の検索などが行えるようになった。

ラグーナテンボス「ラグナシア」

自然豊かな三河湾を望む愛知県蒲郡市の複合型リゾート「ラグーナテンボス」。その中にある「ラグナシア」は、「海のシルクロード」のテーマパークだ。多彩なアトラクションやエンターテイメントショー、夏はプール、冬はイルミネーションなど、一年中楽しめる要素が盛り沢山で、期間限定のイベントも多数開催されている。

ラグナシアでは従来、シーズンごとに(年4回以上)紙のガイドマップを作成し来園者全員に配布していた。

期間限定イベントも多数実施している同テーマパークは、シーズンごとの施設情報やイベント最新情報を随時発信するため、都度ガイドマップ・折込チラシやポスターなど紙のツールを作り直していた。そのため、コストがかさみ時間と手間もかかっていたのだ。

また、利用者はアトラクションの場所まで行かないと待ち時間がわからず、効率的に園内を周ることができない状態。期間限定イベントで初めてラグナシアへ訪れた人は、目的地がどこかわからず、スタッフに質問することもよくあったそうだ。

1回あたり最大39時間の時間削減を実現

そんな中、導入された「プラチナパーク」。印刷コストは、QRコードを園内に掲示してデジタルマップを案内する形に変更することで、大きく削減が可能になった。また情報発信・更新に関しては、デジタルマップの管理画面から入力作業を行うだけで即時に告知と更新ができ、ガイドマップは1回の更新につき約39時間、折込チラシは1回の発信につき約15時間の工数が削減できるようになった。

これまでは校正作業に時間がかかっていたが、DX化により確認用URLなどを共有し、担当者が即座に確認作業ができるようになったため、校正からリリースまでの時間が大幅に効率化された。

パーク体験価値の向上

また、デジタルマップ上でアトラクションの待ち時間が表示できるようになることで、幅広い来園者が効率よく周遊できるように。イベント目的での来園者に対しては、イベント関連情報のみを提供するといった使い方もできる。顧客利便性、満足度の向上や、パークの体験価値向上が見込めるという。

「プラチナパーク」が導入されより便利になった「ラグナシア」に、家族や友人と遊びに行ってみては。

詳細：https://parkmap.digital/news/20230719/
プラチナパーク公式HP：https://parkmap.digital/
ラグーナテンボス公式HP：https://www.lagunatenbosch.co.jp/index.html

(ソルトピーチ)