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【奈良県五條市】地元素材の青果を使用するジェラート店「大和五條MARUSE」がオープン

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地元素材のジェラート店「大和五條MARUSE」が、奈良県五條市に7月15日(土)オープンした。

ベテラン農家の桃、特産品の奈良漬などのジェラートを販売するほか、ネット販売も実施予定だという。

商品価値を失った青果をジェラートに

同店をオープンしたマルセグループは、奈良県五條市の南西部、和歌山県との県境にそびえる高野山麓の丘陵地において「桃」「柿」「梅」を中心としたフルーツ農園を経営してきた。

しかし近年の異常気象による不作や鳥獣被害による出荷直前の桃や柿が落果し、青果としての商品価値を失うなどの問題に直面するようになっていたそう。


そこで昨今のフードロス問題にも対応していくと共に、精魂込めて作り上げたこだわりの作物を青果とは違った形で提供できないかと思い、ジェラート店「大和五條MARUSE」を立ち上げることになった。

「大和五條MARUSE」3つのこだわり


同店には、3つのこだわりがあるので紹介していこう。

1つめは「地産地消の素材選び」。

同社生産の果物はもちろん、奈良漬けや天日干し番茶といった奈良特産品の魅力がたっぷりのジェラートになっている。

2つめは「作物を無駄にしない取り組み」。

同社取り扱いの青果販売における商品価値を失ったもの(規格外品等)は、いままでであれば見た目の問題で消費者に届けることができなかったが、フードロスの観点で、今回のジェラートショップという新規取組みにより、ジェラートとして提供することが可能になった。

3つめは「全国に発信、奈良の魅力を全国へ」。

古き良き品質を継承しつつ、インスタグラム、公式LINEといった最新ツールにて、情報発信をしていく。

ECサイトも開始予定

さらに8月からサービス開始予定のECサイトを通じて、遠方の人の自宅に商品を届けることができるようになり、五條大和の魅力を感じてもらえるようになる。


緑の山々に囲まれた同店は、他では体験できない特別な空間になっている。

この機会に五條に遊びに行ってみては。

■「大和五條MARUSE」店舗概要
住所:奈良県五條市阪合部新田町59-1
営業時間:11:00~17:00
定休日:不定休

(鈴木 京)

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