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共生社会の実現を目指す山梨県甲州市のワイナリーが、ナチュラルワイン3種を新発売

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日本ケアフィット共育機構が運営する山梨県甲州市勝沼町のダイバーシティワイナリー「ケアフィットファームワイナリー」は、「ネイキッドオレンジ」「ネイキッドコハク」「ネイキッドルビー」の2022ヴィンテージナチュラルワイン3種を7月25日(火)から順次リリースしている。

6次産業を通じて活動の機会を提供

「ケアフィットファーム」は、障害者就労支援事業として“多様な人たちが交じり合い、共に学び、共に働き、共に活かし合い、誰もが生涯活躍できるコミュニティづくり”を目指して活動している。

障害のある人が自立した日常生活・社会生活を営むことができるように、農業を中心とした生産・加工・販売までを行う6次産業を通じて活動の機会を提供してきた。誰もが生涯活躍できるコミュニティづくりや、セカンドライフとしての交流などを通して、人生100年時代の共生社会の創生を可能にしていくことを目指している。

自然のままのナチュラルワイン造り

「ケアフィットファームワイナリー」は、2011年から有志ではじめた葡萄畑の再生をきっかけに2016年から事業化、2019年には醸造免許を取得。2020年からは野生酵母を活用し、酸化防止剤無添加で、できるだけ自然のままのナチュラルワイン造りを開始した。

勝沼町の圃場では、ワイン用のマスカット・ベーリーAと甲州、生食用のシャインマスカットや巨峰などを栽培。圃場は、土壌や気候条件も葡萄づくりに適しており、化学肥料や殺虫剤をできる限り減らすことで、自然に近い状態で育てている。化学肥料や殺虫剤をできる限り減らして、障害のある人や高齢者など多様なメンバーたちが一つひとつ手摘みで収穫し、醸造作業やワインの瓶詰め、ラベル張りまでを行っている。

昨年末に発売したナチュラルワイン「TOXICⅡ2021」は、発売後1カ月で完売するなど大変な好評を得た。

また、バランスが取れたワインという理由から、東京ドームホテルをはじめとするホテルレストランが同ワイナリーのワインを導入している。

昨年も好評だった「ネイキッドコハク」


8月初旬にリリースする「ネイキッドコハク 2022」3,190円(税込)は、色付きの良い甲州種葡萄を厳選し、醸し期間に注力することにより、タンニンによる渋みと穏やかな酸味のバランスの良い味わいが特徴。勝沼にある農園の甲州100%を厳選し、赤ワインと同じように果汁に果皮や種を一緒にタンクに入れ、酸化防止剤無添加、野生酵母で発酵させ、無濾過で仕上げている。

圃場では殺虫剤は使用せず、有機栽培が認められている石灰硫黄合剤とボルドー液のみの農薬で管理し、害虫は手作業で駆除。日川沿いの下岩崎・等々力日川地区の棚仕立ての圃場の中で厳選し、収穫した。

醗酵中の温度は自然にまかせ、12日間の醸し後に搾汁し、6カ月間ステンレスタンクで熟成。白桃、アプリコット、ダージリンのような香りと甲州の渋みがバランス良く、幅広い料理に合い、特に、豚肉や鶏肉の炒め物、和食全般、辛味の少ない中華料理と相性が良い。


2022ヴィンテージナチュラルワイン3種は、ケアフィットファーム楽天サイトにて順次販売中なので、興味のあるものを手に入れて味わってみては。

ケアフィットファーム楽天サイト:https://www.rakuten.co.jp/carefitfarm
ケアフィットファームHP:https://www.carefit.org/farm/

(山本えり)

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