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【神奈川県大磯町】湘南エリアのみかん農業の未来にチャレンジ!東海大学万城目ゼミが摘果作業を体験

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東海大学教養学部・人間環境学科 社会環境課程の万城目ゼミのメンバーが、7月25日(火)に、大磯の二挺木農園で、農園主の二挺木さんから湘南エリアのみかん農業の歴史や課題について学び、実際に摘果作業も体験した。

湘南エリアの持続可能なみかん農業を目指す


万城目ゼミは、昨年から大磯・二宮のみかん農業の課題解決に本腰を入れて取り組んでいる。この取り組みは、湘南スタイルが2010年から取り組む「湘南みかんの木パートナーシッププログラム」の、産学連携の一環の活動だ。

湘南スタイルは、今年度、行政と連携した産官学連携の取り組みを強化する予定。そして湘南エリアのみかん農業の課題解決に向け、学生たちの熱意と研究結果をフル活用し、持続可能なみかん農業・地域活性化への貢献を目指していくという。

学生らが摘果作業を体験


万城目ゼミのメンバーは、今年は昨年よりも早く夏の摘果体験から活動を開始し、おいしいみかん作りのために欠かせない摘果(間引き作業)を学ぶことから始めた。


34℃を超える炎天下の中、万城目教授とゼミ生11名が摘果体験に参加。摘果したみかんはその場で絞って学生たちがジュースとして味見をした。酸味の強い摘果みかんはクエン酸も豊富に入っており、学生らの作業後の疲れた体を癒した。

学生たちはこの体験を通じて、摘果作業の大変さだけでなく、摘果みかんの商品化への可能性についても実感していたようだ。

事前学習の発表


さらに、大磯漁港のOISO CONNECTに場所を移し、第2部の座学が行われた。11名の学生は3つのチームに分かれ、事前に全国各地のみかん農業支援に関する先行研究や先行事例のデータを徹底分析し、湘南エリアのみかん農業にどのように応用するかの発表を行った。

プレゼン中には、大磯町の池田町長が予告なしに訪問するという驚きのサプライズがあった。池田町長は学生たちのプレゼンを熱心に聴き、学生たちの取り組みを全面的に支援する意欲的な姿勢を見せ、さらなる活力を与えた。

また、町長との繋ぎ役として尽力した岡町議も議会終了後に駆けつけ、学生たちに温かいエールを贈った。

万城目ゼミの挑戦を応援!

万城目ゼミでは、農家への訪問を通じて実感した課題を整理し、事前学習で調べたことで応用可能なものはあるか、どのようにしたら課題を解決できるのかをゼミの夏合宿で更に調査研究をして、「アグリカルチャーコンペティション2023(第7回)」に挑戦をする予定だ。

この挑戦にあたり湘南スタイルは、メンバーである山口直氏と共に、外部講師として学生をサポートしていくという。

湘南エリアのみかん農業についての取り組みに今後も注目していこう。

湘南みかんの木パートナーシッププログラム URL:https://www.shonan-style.jp/project/mikan/

(yukari)

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