8月1日(火)より、2024年1月14日(日)に鹿児島県指宿市にて開催される「第41回いぶすき菜の花マラソン」のエントリー受付が開始した。
菜の花満開の早春の指宿路を駆ける
「いぶすき菜の花マラソン」の特色と言えば、黄色いじゅうたんを広げたように一面に広がる菜の花。そして、菜の花満開の指宿路には、九州最大の湖「池田湖」や薩摩富士とも言われる「開聞岳」、薩摩半島最南端の「長崎鼻」、指宿名物「天然砂むし温泉」など、絶景が広がる風光明媚な周回コースとなっている。
そして、「おもてなし日本一」を合言葉に取り組んでいる市民の温かいもてなしが、ランナーを待っている。
今回は、ゲストランナーとして川内優輝選手が、大会ゲストとして瀬古利彦さんが参加、大会を盛り上げてくれる。
毎年1月第2日曜日に開催される「いぶすき菜の花マラソン」、絶景の指宿の地で2024年の走り初めをしてみては。
指宿らしい温かい声援と「おもてなし」
「いぶすき菜の花マラソン」の魅力といえば、10月半ばから植栽がはじめられる「菜の花」もその一つだが、それ以上の魅力は市民の温かい声援と「おもてなし」。40回を超える指宿ならではの最大の魅力だ。
沿道では、市民自ら準備した指宿名物の鰹の腹皮やさつまいもなどの振る舞い、ゴール後も、名物「茶節」の振る舞いや温かいうどんまたはそば、ぜんざい、おにぎり、蒸かし芋などが準備されており、身も心も温まって帰ってもらえるよう準備している。
また、沿道では太鼓やバンドによる演奏、パフォーマンスなど、ユニークな応援も行われている。1年の走り初めに相応しい、お祭り的な要素も楽しんで。
ファンランニング -池田湖コース-が同時開催
今回、初めての取り組みとして、人数限定ではあるが、菜の花と池田湖、開聞岳の風景が美しい池田湖畔をフィニッシュ地点とした「ファンランニング -池田湖コース-」が同時開催となる。
フルマラソンは少しハードルが高い、ロードレースを経験してみたいといった人は参加してみて。なお、募集定員の500人に達し次第締め切りとなる。
公衆浴場の100円入浴券も配布
「いぶすき菜の花マラソン」の舞台「指宿温泉」は、中世の頃から続く湯治場として知られていた。何と、ザビエルが来日した頃の書物からも名物「砂むし温泉」を思わせる記事が出てくるという。古来から、「指宿温泉」は多くの人の体を癒してきた場所だ。
「指宿温泉」の泉質の多くは「塩化ナトリウム物泉」。効能として、筋肉を和らげたり、擦り傷を癒したりということでも知られている。中でも、通常の温泉の4倍ほどの効果があると言われる指宿名物「砂むし温泉」が楽しめる地でもある。
いぶすき菜の花マラソン大会実行委員会では、少しでもランナーに疲れを癒して帰ってもらえるよう、公衆浴場の100円入浴券も配布。大会前後に指宿の温泉宿に宿泊し、疲れを癒してほしいという。
「第41回いぶすき菜の花マラソン」に参加して2024年の走り初めをしてみては。
「いぶすき菜の花マラソン」公式サイト:https://ibusuki-nanohana.com/
(角谷良平)