エフェクティオは、収納するときは板状になる、福岡県産のヒノキの間伐材で製作したSUP&サーフボード用のラック「ITAOC(イタオック)」を開発し、そのキャンペーンとしてクラウドファンディングをCAMPFIREにて8月10日(木)より開始した。
ITAOC誕生背景
エフェクティオ代表がSUPを始めた際、携行性があり耐久性にも優れ、なおかつパドルも置けるボードラックがなかったことが制作の始まり。
3年もの月日をかけ、サビ対策のために金属を使わず、独自のギミックによる脚の格納、携行が可能な木製のボードラックを開発。デザインのオリジナリティも相俟って唯一無二の製品となった。
因みに「ITAOC」の名前の由来は、「板(board)を置く・板(桧)に置く」から板置っく(イタオック)とのこと。
ITAOCの特徴
「ITAOC」は、ヒノキの間伐材から生まれたSUP/サーフボード用ラック。開口部(U字)の幅により、SUP typeとsurfboard typeの2種類に分かれ、SUP typeに関してはパドルも置くことができる。
また、溝加工により脚をスライドさせ、本体側に格納できるため、未使用時は板状になる独特なデザインをしている。なお、特許庁意匠登録取得済/関連意匠登録出願済だ。
同商品は、金属不使用なので、サビの心配もない。耐候性のある屋外用塗料を使用し、ボードを水洗いしたり、一時的な雨にも心配はいらない。
また、磁石を除いて、木材から塗料・接着剤・クッション材まで全て国産材料を使用。施工においても製作から仕上げに至るまで国内で完結する。
さらに、木材については、福岡県広域森林組合に協力してもらい、福岡県産のヒノキ間伐材を使用。乾燥も化石燃料や電気を使う人工乾燥ではなく、自然の力を借りた天然乾燥で行うため、SDGsの観点からも優れたプロダクトとなっている。
同商品の製作については、家具の街、福岡県大川市の無垢材家具の専門工場に加工を依頼している。
ITAOCのスペック
「ITAOC」のSUP typeのサイズは、収納時が幅429×高さ381×厚み21mm、使用時が幅429×高さ437×奥行191mm、間口(U字開口部)175mmでパドルも置ける。重量は、1個当たり約1.4kg。
Surfboard typeのサイズは、収納時が幅382×高さ381×厚み21mm、使用時が幅382×高さ437×奥行144mm、間口(U字開口部)128mm。重量が1個当たり約1.2kg。
なお、サイズ/重量共に若干の個体差がある。その他詳細、価格はCAMPFIREのプロジェクトページで確認を。
福岡県産のヒノキの間伐材で製作したSUP&サーフボード用のラック「ITAOC」をこの機会にチェックしてみては。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:パドルも!「板」から変身するポータブルボードラック
(角谷良平)