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【大阪府吹田市】現役不登校の中学3年生3名がゲスト!不登校の保護者のためのシンポジウム開催

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不登校児童生徒の学習支援・居場所支援・就労支援などを行う法人「ここ」は、9月3日(日)に吹田市文化会館メイシアターにて「シンポジウム『中学生と不登校』~フリースクールってどんなところ?~」を開催する。

「シンポジウム『中学生と不登校』~フリースクールってどんなところ?~」の定員は25名で参加費は500円。参加希望者は申し込みフォームより受付を。

現役不登校の中学3年生3名がゲスト


ゲストに現役不登校の中学3年生3名を迎え、「なぜ不登校になったか」「不登校の時ってどんな毎日だったか」「親に出来ることは何か」「あの頃の不安はどうなったか」など、参加者から直接質問をもらいながら回答する。

不登校の保護者のためのシンポジウム

2021年度、増え続ける不登校の子どもたちは過去最多の約25万人となった。

「ここ」が運営するフリースクールに通う子たちは、いじめや貧困・発達障がいや精神疾患・虐待などが背景にあり学校に通いたくても通えなくなった子どもたちが多く、彼らの中には同級生や地域の人々の目が気になり外で遊ぶことが困難な子もいる。

コロナ禍で休校措置となった3カ月は「もう無理や、家族を傷つけてしまう」「家にいるのは限界、なんとか助けてほしい」と悲痛な声を何度も聞いてきたという。

中には、自らが不登校となったことで、否定され続け自己肯定感を失い、「私はダメな子なの?こんなにしんどいのに大人は誰もわかってくれない。死んだ方がマシだ」と直接電話で相談をしてくれた子もいたという。2021年度の子どもの自殺も過去最多となり予断を許さない状況が続く中、子どもと同じように保護者の社会的孤立の問題もある。

これらの社会課題を解決したいと「シンポジウム『中学生と不登校』~フリースクールってどんなところ?~」を開催することとなった。

「ここ」について


「ここ」は、不登校を経験した子どもたちが、行政の不登校支援機関(適応指導教室や教育支援センターなど)を卒業した後、高校を中退したりひきこもる現状を受け卒業生の居場所と不登校の子どもたちの学校外の学びの場が必要と感じ2008年に設立に至った。現在は、小学1年生から高校3年生までの約60名が在籍している。

また、「吹田校【あまかり】」「南吹田校【いどばた】」「淡路校【ういるも】」、10月開校予定の「阪急吹田校【おりまる】」の4か所のフリースクールを運営している。

不登校の保護者のためのシンポジウムである「シンポジウム『中学生と不登校』~フリースクールってどんなところ?~」に注目してみては。

■シンポジウム『中学生と不登校』~フリースクールってどんなところ?~
開催日時:9月3日(日)13:30~15:30
開催場所:吹田市文化会館メイシアター和室
住所:大阪府吹田市泉町2丁目29番1号
参加費:500円
定員:25名
申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeA4oO05fwKzSORYDVvmdF1e_Wn65O5UBFKcUePvZ10wk5tNw/viewform

(角谷良平)

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