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【静岡県静岡市】高齢の表現者による作品が大集結する『超老芸術展』、グランシップにて開催

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東アジア文化都市2023静岡県のプログラムの一環として、初の大規模展覧会となる『超老(ちょうろう)芸術展 ~遅咲きのトップランナー大暴走!~』が、10月3日(火)~8日(日)10:00~17:00にJR静岡駅近くのグランシップ6階展示ギャラリーにて開催される。

住民主体のアートプロジェクトを支援

「アーツカウンシルしずおか」では、高齢になってから、あるいは高齢になってなお、独自の創作を続ける高齢者による芸術表現を「超老芸術」と名づけ紹介してきた。昨年NHK全国版で特集され、話題を呼んだ。

同団体は、“視点をかえる 発想をひらく”をキャッチフレーズに、住民主体のアートプロジェクトの支援を中心として、創造性を生かして物事の見方に変化を促し、発想を広げる手伝いをする組織。誰もが持っている創造力が生かされる道をひらき、まちづくりや観光、福祉、教育など社会の様々な分野においてイノベーションが生まれる創造的な地域づくりに貢献している。

超老芸術家22組1,500点を超える作品を公開


今回、静岡県をはじめ全国各地で人知れず創作を続ける22組の超老芸術家による1,500点を超える作品を一挙公開する、初の大規模展覧会を開催する。入場は無料。

ガタロ(1949-) 広島県

稲田泰樹(1949-) 静岡県

市井の人々の感性が紡ぐ、たくましく豊かな表現の数々に注目しよう。

田口Boss(1945-) 熊本県

ギャラリートークやセミナーも開催

また、関連セミナーやメタバース上での展覧会(12月公開予定)も開催し、高齢者の芸術表現を体感できる内容となっている。10月4日(水)と6日(金)の14:00~は、アーツカウンシルしずおかチーフプログラム・ディレクター櫛野展正氏によるギャラリートークが実施される。


10月8日(日)13:30~15:00にはグランシップ2階映像ホールにて、セミナーを開催。「超老芸術」をはじめとした市井の高齢者による芸術表現の魅力を紹介しながら、超高齢社会における文化芸術の可能性について語り合う。豊かな人生を送るためのヒントが詰まった内容だ。登壇者は、美術評論家の福住廉氏、詩人/堺アーツカウンシルプログラム・ディレクターの上田假奈代氏、美術評論家/キュレーターのエドワード・M・ゴメズ氏が登壇。参加無料、先着80名。要予約。参加希望者はPeatixから早めに申し込みを。

『超老芸術展 ~遅咲きのトップランナー大暴走!~』を訪れて、独自の創作を続ける高齢者による芸術表現を堪能してみては。

■GRANSHIP 静岡県コンベンションアーツセンター
住所:静岡県静岡市駿河区東静岡2丁目3−1

アーツカウンシルしずおかHP:https://artscouncil-shizuoka.jp/
超老芸術展 特設サイト:https://artscouncil-shizuoka.jp/choroten/
予約サイト(Peatixページ):https://chorotalk.peatix.com/

(山本えり)

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