西野目産業が運営する北海道層雲峡温泉「ホテル大雪 ONSEN&CANYON RESORT」は、紅葉シーズンの観光向けプロモーションとして、北海道最高峰・旭岳を中心に国内最大の面積を誇る広大な国立公園「大雪山」の地を舞台とした10分間のショートフィルムを制作し、自社のYouTubeチャンネルやWEBサイトにて公開した。
地域の自然環境や文化を伝えるショートフィルム
「ホテル大雪 ONSEN&CANYON RESORT」は、大雪山系の名勝「層雲峡」に位置する大型リゾートホテル。温泉・宿泊だけでなくカフェやライブラリーラウンジも併設し、地域のカルチャースポットとして地域内外から多数の人々が訪れている。
同施設がプロデュースしたショートフィルム『The Garden Where the Gods Play 神々の遊ぶ庭』は、次代のツーリズムを考え、自社のためのプロモーションムービーではなく、地域の自然環境や文化を伝えるための作品だ。館内のベーカリーカフェや客室、層雲峡をはじめとした大雪山周辺の名勝やカルチャースポットなどのロケーションで撮影された。
撮影を繰り返し、丁寧に引き出された風景描写に、魅力的なキャスト&ストーリーを乗せて、大雪地域の魅力を10分の「短編映画」に詰め込んだ同作。ランディングページからも各動画を見ることができる。
監督は映像作家の北川陽稔氏
監督は、北海道の様々な自然環境をカルチャーやサイエンスの視点から描いてきた映像作家・北川陽稔氏が担当。大雪山の自然への畏敬を込めて、晩夏から初冠雪までの大雪山系の自然をダイナミックかつ詩的に描いている。
北川氏は、札幌で生まれ、東京にて映像作家として活動し、短編映画の制作などを行う。作品はアンディ・ウォーホルやガス・ヴァン・サントを輩出したアメリカの映画祭Ann-Arbor Film Festivalにおいて選考上映され、国内映画祭にて入賞。近年は植物などの知覚を引用して、人間存在や社会について考察する写真や映像作品を制作している。札幌・東京の2拠点で活動し、haptics Inc.及びsprawl Inc.の代表として広告映像の演出・撮影を手がける。
映像で大雪の自然や文化に触れ、実際に体験する
ショートフィルムの物語は、大雪山を訪れたカナダ人の旅人が、ホテルのカフェで言葉を話さない不思議な少女に出会うところから始まる。ストーリーが進行する中で、層雲峡をはじめとした大雪山周辺の名勝やカルチャースポット、長年大雪の自然を撮影し続けてきた写真家やアイヌの木彫作家も紹介される。
映画を通して、夏の終わりから冬のはじまりを一気に駆け抜ける大自然のスケールだけでなく、この地で生み出される文化に触れ、実際に体験に来てもらうことを目的としている。
「ホテル大雪 ONSEN&CANYON RESORT」によるショートフィルム『The Garden Where the Gods Play 神々の遊ぶ庭』を見て、大雪の自然やカルチャーを感じてみては。
ショートフィルムランディングページ:https://daisetsuzan-movie.com/
■ホテル大雪 ONSEN&CANYON RESORT
住所:北海道上川郡上川町層雲峡
HP:https://www.hotel-taisetsu.com/
(山本えり)